日産「高級“2人乗り”クーペ」がスゴイ! 590馬力超えの「V6」ユニット搭載の「豪華スポーツモデル」に復活希望も!? イメージ刷新の「インフィニティ エッセンス」コンセプトの魅力とは
日産がかつて発表した高級スポーツカー「インフィニティ エッセンス」は、一体どのようなクルマだったのでしょうか。
超ロングノーズの日産「高級“2人乗り”クーペ」のスゴさとは
日産がかつて発表した高級スポーツカー「インフィニティ エッセンス」は、一体どのようなクルマだったのでしょうか。

インフィニティは、日産が1989年から海外で展開する高級ブランドです。ホンダの「アキュラ」、トヨタの「レクサス」とともに、北米における高級車マーケットでしのぎを削る存在でした。
そんなインフィニティは、2009年にブランド設立20周年を迎えました。それを記念して作られたのが「インフィニティ エッセンス」です。
2009年にスイスで開催された「ジュネーブモーターショー2009」にて世界初公開。そのあと、2010年に日本で行われた東京コンクール・デレガンスにも出展されました。
高級ブランド「ルイ・ヴィトン」とコラボレーションし、ラグジュアリー・ハイブリッドスポーツカーとして製作され、インフィニティのイメージを覆す、新しいデザインイメージを提示する存在となり、話題となりました。
ボディサイズは、全長4720mm×全幅1960mm×全高1310mm、ホイールベースは2800mm。
乗車定員は2人です。
外装は、フロントとリアのホイールアーチ(ホイールの周りの半円状の切り欠き)の間に描かれた波の輪郭など、人間界と自然界の両方からインスピレーションを得たもの。「Dynamic Adeyaka(艶やか)」というコンセプトが各所に現れています。
ボディラインは、書道で書かれる太い筆づかいからインスピレーションを得たもので、日本の象徴的な文化とクルマの美学の融合といえるでしょう。
サイドのトリム形状は、日本の伝統的な装飾品「かんざし」をモチーフに、アルミニウムを用いたシンプルで繊細なものです。
内装で目を引くのは左右非対称のデザイン。運転席側は黒を、助手席側は赤を基調としたカラーリングが斬新です。
パワートレインは、システム全体で最高出力592馬力を発揮する、3.7リッターV型6気筒ツインターボエンジン「VQ37型」+「3D型」モーターを組み合わせたハイブリッドシステムです。
当時としては非常に斬新なコンセプトモデルで、驚きをもって迎えられたこの「インフィニティ エッセンス」ですが、2016年に発売されたインフィニティ「Q60(キュー・シックスティ)」2代目モデルにこのコンセプトが受け継がれ、まさに「次世代のインフィニティ」を牽引する存在だったと言えるでしょう。
とはいえ、この「インフィニティ エッセンス」自体の市販化の声も根強く、最近でも「このまま出せば良かったのに」「出してほしい」という声が上がっていました。
発表から16年が経過し、今のところエッセンスの「復活」の情報は上がっていませんが、今後の動向に注目です。
いつ潰れるか分からん日産のクルマなんて怖くて買えないよ。先ず会社を安定させる事が先決じゃないのかなぁ。2万人の従業員削減する前に60人も居る無能な役員の首切るほうが先だよ。
販売台数が限られ台数が見込めない高級車よりも拡販を見込める価格帯のセダンやクーペを考えた方が良いのでは?小さな高級車を謳って実際は安っぽい内装になるよりは最初から狙ってコストをかける部分を絞りRVやミニバンばかりの世の中にはよく客層を研究して要望を捉えたニッチなターゲットの方がいいのでは?