トヨタ新型「ハリアー」まもなく登場!? 6年ぶり全面刷新で大型化? 高額化? 高性能モデル登場? 超スタイリッシュになりそうな「次期型大人気SUV」どうなるのか
2025年5月21日、トヨタ新型「RAV4」が公開されました。そこで気になるのは、兄弟車となる「ハリアー」の新型モデル。どのようなクルマとなるのでしょうか。考察します。
新型ハリアーまもなく?
2025年5月21日、新型が世界初公開となったトヨタのクロスオーバーSUVである「RAV4」。
通算6代目となる新型RAV4は、新たにSUVハンマーヘッドと名付けられた最新のトヨタ車に共通するフロントマスクを備えたほか、ソフトウェアづくりプラットフォーム「Arene」をトヨタで初めて採用することで高度な知能化を実現するなど、大きく進化しています。

そこで気になるのが、次期5代目となる新型「ハリアー」がどうなるかという点です。タフでワイルドなイメージのRAV4と、洗練されたイメージのハリアーは一見すると全く異なるクルマにも思えますが、実はクルマの土台となるプラットフォームを共有した兄弟車となっているのです。
現行型の5代目RAV4のデビューは2019年4月、一方の現行ハリアーは2020年6月ということで、新型RAV4が正式に発売されたおよそ1年後に次期型ハリアーが登場する可能性が高いと言えるでしょう。つまり登場は2026年で6年ぶりの全面刷新となります。
現行型のRAV4とハリアーのパワートレインはともに2.0リッターのガソリンモデルと、2.5リッターのハイブリッド、そして同じく2.5リッターのプラグインハイブリッドとなっているため、次期型ハリアーも新型RAV4が搭載しているものと同じパワートレインが設定される可能性が高いでしょう。
なお現在発表されている新型RAV4のパワートレインはハイブリッドとプラグインハイブリッドのみ。ガソリンモデルはラインナップされないようで、ハリアーもそれに追従することになりそうです。
ボディサイズは新型RAV4が全長4600~4645mm、全幅が1855~1880mm、全高が1680~1685mmホイールベースは2690mmとなっており、現行型とほぼ同等。
となるとハリアーも現行型から大きくサイズが変わることはなさそうですが、もしかするとよりハリアーらしい伸びやかなデザインを実現するために若干大型化がなされるかもしれません。
デザインについては新型RAV4がよりラギットな雰囲気となったことで、ハリアーはさらに差別化を図るために、現在のスタイリッシュなクーペSUVスタイルを加速させたものになるのではないでしょうか。
インテリアも現行型がすでにRAV4とは大きく差別化がなされたものとなっているので、そのキャラクターの違いはそのままにより上質感や高級感を演出したものになることは間違いないでしょう。
そして新型RAV4には新たに「GR SPORT」が設定されたことも話題となりましたが、ハリアーにも先代型にGR SPORTが設定されていたほか、現行型にもGRパーツが多くラインナップされていることから、次期型ハリアーに設定される可能性は大でしょう。
現行型のハリアーは高級感溢れる内外装を備えながらも、ガソリンエンジンを搭載したエントリーグレードは300万円台前半という価格も魅力のひとつでしたが、RAV4と同じくガソリンエンジンが廃止となり、より上級移行がなされるとスタート価格も高くなってしまうというのが気になるところですが、それを補って余りあるものになることを期待したいところです。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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