ボルボ「XC40」が進化! 次世代UXを搭載で何が変わる? 559万円から
ボルボの人気コンパクトSUV「XC40」が次世代UXを搭載し、より使いやすく進化します。最新のインターフェースやSnapdragon Cockpit Platformの採用により、処理速度は2倍以上、グラフィック生成速度は10倍に向上。安全機能も強化され、ラインナップも拡充されました。
より快適で直感的に – ボルボXC40が次世代UXで大幅進化
ボルボ・カー・ジャパンは、2018年の発売以来、日本でもベストセラーとなっている「XC40」に次世代UX(ユーザー・エクスペリエンス)を導入した新仕様モデルを2025年5月29日より発売しました。
今回の変更では、最新のインターフェースの採用や処理能力の大幅向上、安全機能の強化などが図られています。

今回のXC40の最大の特徴は、最新モデルと同様の新しいインターフェースを採用したセンターディスプレイ。
ホームボタンから地図などのメイン画面に簡単にアクセスできるようになり、ナビゲーションが画面上部に表示されることで、運転中の視線移動を最小限に抑え、より安全な運転をサポートします。
また、ウィジェット機能によって、お気に入りのメディアやハンズフリー通話などへの切り替えが容易になり、日常の使いやすさが向上しています。
さらに、コンテクスチュアルバーという新機能では、走行状況に応じて必要な機能が自動的に表示。
例えば、低速走行時には車外カメラのアイコンが表示されるなど、状況に合わせた操作性を実現しています。
新しいXC40は、Qualcomm Technologies社の次世代コンピューター基盤「Snapdragon Cockpit Platform」を採用しています。
これにより、Google搭載のインフォテインメントシステムの処理速度は従来と比べて2倍以上、グラフィックの生成速度は10倍に向上し、よりスムーズで快適な操作感を実現しています。
スマートフォンの進化に慣れている現代のドライバーにとって、車載システムの応答性はとても重要です。
この大幅な性能向上により、ストレスなく操作できるようになり、運転に集中しやすい環境が整いました。
ボルボといえば安全性で知られるブランドですが、今回のアップデートではさらに安全機能が強化されています。
パイロットアシストに新たに「エマージェンシー・ストップ・アシスト」機能が追加されました。
この機能は、パイロットアシスト作動中にドライバーが両手でステアリングホイールを握るよう求められても反応しない場合、自動で車を安全に停車させる機能です。
例えば、体調不良などでドライバーが適切に対応できない緊急時に、事故を未然に防ぐことができます。
また今回のアップデートでは、新しいボディカラーとして「デニムブルー」「オーロラシルバー」「フォレストレイク」の3色を追加。
これにより、より幅広い好みに対応できるカラーバリエーションとなっています。
グレードラインナップは、B3パワートレーンの新たなグレードとして「Ultra B3」が追加されました。
このグレードには、本革シートやオレフォス製のクリスタル・シフトノブ、harman kardonのプレミアムサウンドシステム、5スポーク18インチアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)などの上質な装備が標準で搭載されています。
全モデルが2.0リッター4気筒エンジンを搭載し、B3モデルは最高出力120kW(163ps)、最大トルク265Nm。
燃費(WLTCモード)は14.8km/Lを実現。B4 AWDモデルは最高出力145kW(197ps)、最大トルク300Nmです。
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今回のアップデートは、外観デザインよりも中身の進化に焦点を当てたものです。
次世代UXの導入により操作性が大幅に向上し、Snapdragon Cockpit Platformの採用によるパフォーマンスアップ、安全機能の強化、そして「Ultra B3」という魅力的な新グレードの追加と、多方面からの進化が図られています。
価格は「XC40 Plus B3(FWD)」が559万円、「XC40 Ultra B3(FWD)」が599万円、「XC40 Ultra B4 AWD(AWD)」が639万円です。
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