ダイハツ斬新「軽トラ」に注目! “大人4人”寝られる「めちゃ広ッ室内空間」&屋根が「ニョキっと」出る車中泊仕様!ムーンスターエキスポート「ハッピーワン プラス シティ」とは?
かつて「FIELDSTYLE JAPAN 2024」では、軽トラックをベースに使い勝手と快適さを両立させたキャンピングカーが展示されていました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
キャンプから街乗りまで対応する画期的な軽キャンパー
暖かい陽気が訪れ、キャンプシーズンが本格的にスタートしました。
キャンピングカーといえば大型車両のイメージが強いですが、軽自動車をベースにしたコンパクトで手軽なモデルも注目を集めています。
そのなかでも、かつて「FIELDSTYLE JAPAN 2024」では、軽トラックをベースに使い勝手と快適さを両立させたキャンピングカーが展示されていました。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

2024年5月18日から19日に愛知県常滑市のAICHI SKY EXPOで開催されたFIELDSTYLE JAPAN 2024では、全国から集まったキャンプやオフロード向けの車両が展示され、会場は大いに賑わいました。
その中でひときわ目を引いたのが、愛知県豊明市に拠点を置くMoon Star Export(ムーンスターエキスポート)が手がける「JP STAR happy1+ City(ジェーピースター ハッピーワン プラス シティ)」です。
このキャンピングカーは、ダイハツの軽トラック「ハイゼット トラック」をベースに設計されており、コンパクトながらも充実した装備を誇ります。
車両のサイズは全長3790mm×全幅1690mm×全高2050mm(走行時)と、立体駐車場の高さ制限(2.1m以下)に対応する設計が特徴です。
これは、同社の既存モデル「JP STAR happy1+」(全高2480mm)との大きな違いで、折りたたみ式のポップアップルーフを採用することで実現したといいます。
このルーフを展開すると室内空間が大幅に広がり、快適な居住空間が生まれます。
車内には、2名が座れる横型ソファを備え、乗車定員は合計4名。
夜にはソファを分割してフラットなベッドに変形でき、ポップアップルーフにはバンクベッドも展開可能で、就寝定員も4名を確保します。
装備面では、シンク付きのギャレー、取り外し可能なテーブル、3つの電源コンセント、豊富な収納スペースが効率的に配置。
さらに、外部シャワー、ソーラーパネル、収納ボックスといった実用的なオプションに加え、ツールボックスやリアサイクルキャリア、サイドオーニングなども選択可能です。
JP STAR happy1+ Cityはコンプリートカーとして提供され、価格は377万円(消費税込)からと手頃。
テーマである「キャンピングカーをより身近に」を体現するこのモデルは、一般的なキャンピングカーの価格(600万円前後)や維持費の高さに比べ、8ナンバー登録による低コストと軽快な運転感覚が魅力です。
コンパクトながら自宅のような居心地を提供するこの車両は、キャンピングカーデビューを考える人にとって理想的な1台と言えるでしょう。
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