ホンダの最新「“高級”SUV」がスゴい! 「かくかくデザイン」×全長4.7m級の「ちょうどイイサイズ」! VTECターボ「RSモデューロ」仕様もある「CR-V」ガソリン&ハイブリッドモデルまもなく「日本導入」か!?

2025年秋にも「CR-V e:HEV」が国内導入されるとの噂も!?

 タイは日本と同じく左側通行の国。また、日本で販売しているアコードを生産している国でもあります。

 筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)は2025年3月末、タイで行われていたバンコク国際モーターショーで、CR-Vのハイブリッド車とガソリンターボ車を見てきました。

 現地では「e:HEV RS Modulo」といったスポーツグレードまで用意されており、ホンダファンならばぜひとも手に入れたいモデルだと感じました。

写真はタイ仕様「CR-V e:HEV RS ”Modulo”」[Photo:吉川賢一]
写真はタイ仕様「CR-V e:HEV RS ”Modulo”」[Photo:吉川賢一]

 CR-Vタイ仕様のボディサイズは、全長4691mm×全幅1866mm×全高1681-1691mm、ホイールベース2700mm。

 国内で販売されるミドルクラスSUVの「ZR-V」が全長4570mm×全幅1840mm×全高1620mm、ホイールベース2655mmなので、CR-Vもそこまで大きなモデルではないことがわかります。

 もちろん、このまま輸入できる右ハンドル仕様であっても、近年の物価高や輸入の手間などを鑑みると、ガソリン車が330万円から、ハイブリッド車は390万円からという価格だった先代CR-Vの価格を大きく上回ることでしょう。

 ハイブリッド車で400万円後半から500万円台という価格になってしまうかもしれません。

 それでも「ヴェゼル」やZR-Vよりもサイズが大きくて上質なクルマを求めているホンダファンにとっては、このくらいの価格であれば許容範囲なのではと思われます。ぜひとも導入を期待したいです。

 折しも、トヨタは2025年5月21日に、CR-V最大のライバルである「RAV4」の新型モデルをワールドプレミアしました。

 日本で2025年度中に発売を予定しているといいます。

 新型RAV4のボディサイズは全長4600mm×全幅1855mm×全高1680mm、ホイールベース2690mm(「CORE」グレード)で、CR-Vとほぼ互角の大きさといえます。

 ホンダはぜひ最新版CR-Vで、この新型RAV4と正面から対決して欲しいところです。

※ ※ ※

 真偽のほどは定かではありませんが、一部情報では2025年秋にもCR-Vのハイブリッドモデルが国内導入されるとの噂も聞かれます。

 2025年秋といえば、国内最大の自動車ショー「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開催される時期です。

 2022年9月の現行CR-Vのデビューから3年が経つことから、マイナーチェンジとともに国内導入が発表されるというシナリオも大いにあり得ます。

 はたしてJMS2025で何らかの発表があるのか、今後の動向に期待したいです。

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Writer: 吉川 賢一

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイライン等のFR高級車の開発に従事。新型車や新技術の背景にあるストーリーや、作り手視点の面白さを伝えるため執筆中。趣味は10分の1スケールRCカーのレース参戦、クルマ模型収集、サウナなど

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