レクサス新型「ES」発表! 全長5.1mの“流麗”大型ボディ×二重に光るヘッドライト採用! インパネの“隠しスイッチ”が斬新な「高級セダン」欧州で26年春発売
レクサス新型「ES」が欧州で初公開されました。同市場では2026年春に発売予定ですが、どのようなモデルに進化するのでしょうか。
8代目「ES」どんなモデル?
レクサスの欧州法人は2025年5月21日、新型高級セダン「ES」を初公開しました。
初代ESは1989年に登場。北米を皮切りに展開を開始したレクサスブランドの最初の車種としてデビューしました。

北米やアジアでは30年以上にわたってレクサスの主要モデルとして君臨してきたESですが、欧州に登場したのは最近のこと。東欧市場では2010年に6代目モデル、西欧市場では2018年に現行の7代目モデルが発売され、今日に至ります。
フルモデルチェンジで8代目となる新型ESは、「エクスペリエンス・エレガント&エレクトリファイド・サルーン」をコンセプトとし、現行ESの基盤をベースに、パフォーマンス、洗練性、快適性、高級感を向上させました。
新型ESは新開発のプラットフォーム「TNGA GA-K」を採用。リアサスペンションに「DRS(ダイナミックリアステアリング)」を採用することで、取り回しと車両安定性を両立します。
パワートレインは、HEV(ハイブリッド)に加え、レクサスの高級セダンで初めてBEV(バッテリーEV)が設定されました。
HEVは、2.5リッターエンジンにモーターを組み合わせた、「ES 300h」(199bhp/148kW)と「ES 350h」(244bhp/182kW)がラインナップされ、どちらもFF(前輪駆動)とAWDを用意。BEVは、FFの「ES 350e」(221bhp/165kW)とAWDの「ES 500e」(338bhp/252kW)がラインナップされます。
ES 350eのリチウムイオンバッテリーの容量は77kWh。0-100km/h加速は8.2秒となる見込みで、ES 500eは75kWhのバッテリーを搭載し、0-100km/h加速は5.7秒に短縮します。
さらに、ES 500eは、レクサスのインテリジェント電動四輪駆動システム「DIRECT4」を搭載し、ドライバーの入力や路面状況に応じて、4輪への駆動トルク配分を100:0から0:100まで変化させ、操縦安定性と魅力的なドライビング・エクスペリエンスを両立させました。
新型ESの外観は、レクサスの新しいデザインコンセプト「クリーンテクノロジー×エレガンス」に基づいて開発。エレガントさをより深化させながら、クリーンで心地良い独自の世界観を創造しています。
レクサスのスピンドルシェイプデザインを進化させ、電動パワーを想起させる新しいスピンドルボディを採用。ヘッドライトは、電動化時代のレクサスの新たなアイコンとなる、上下に「L字」の灯体を重ねた「ツインLシグネチャー」を備えました。
また、ボディサイドはトランクレスの伸びやかな流麗なフォルムに、ボディを引き締める平面立体嵌合を組み合わせ、低重心感と力強さを表現。リアは、レクサスの発光ロゴと一体化した一文字テールランプや、ウインカーやバックランプなどは外側の下部に配置した「リヤLシグネチャーランプ」を用いるなど、斬新なデザインとなっています。
なお、HEVは適な冷却性能を確保するために、上部に開口部を備えたグリルが採用されました。
ボディサイズは全長5140mm×全幅1920mm×全高1555-1560mm、ホイールベース2950mm。プラットフォームの設計段階から骨格を見直し、全長は165mm、ホイールベースは80mm延長することで広い室内空間を確保するなど、優れたパッケージを実現しています。
内装は、シンプルでクリーン、かつ洗練された空間を創り出しました。キャビン上部は開放的で広々とした空間で視界を確保し、下部は乗員を包み込むようなデザインです
コックピットはレクサスの「Tazuna Concept」に基づいており、わずかな手と目の動きで操作および認識できるよう、コントロールと情報源を配置することで、ドライバーの注意を前方の道路に集中させます。
室内装飾にもこだわり、インパネのオーナメント加飾では、高度な印刷技術と光透過技術により、アンビエントライトとシンクロする表面発光効果をもたらす「バンブーレイヤリング」や、精緻なエンボスパターンを生み出し、アンビエントライトと融合することでクリーンかつモダンな美観を演出する「シンセティックレザーエンボス加工」がレクサスとして初めて採用されました。
さらに、物理スイッチをインテリアに同化させた「Responsive Hidden Switches(レスポンシブヒドゥンスイッチ)」を世界初採用します。
この“隠しスイッチ”はレクサスのおもてなしの精神を反映したもの。エンジンを切った状態では、スイッチ類はダッシュボードのシートの下に隠れて見えませんが、エンジンをかけるとスイッチ類が点灯して姿を現します。
タッチパネルのような洗練された外観でありながら、操作時には心地よい触感が得られるといいます。
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新型レクサスESは、2026年春に欧州市場に導入される予定です。
何このデザイン?これがトヨタの今後のコンセプトになるの?信じられない!
いい質問です。日本国内は売れなくてもいい、海外に売るサイズ。いらんけど。
ルーチェ良いじゃん!