トヨタ新型「ステーションワゴンSUV」26年春に発売! 380馬力のパワフルユニット×ひろびろ荷室がスゴい! タフな“サメ顔”がカッコいい新型「bZ4Xツーリング」欧州で登場!

トヨタは2026年春に新型「bZ4Vツーリング」を欧州で発売します。SUVタイプのBEVとして販売中の「bZ4X」をベースに全長を伸ばしたワゴンスタイルのモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。

新型「bZ4Xツーリング」どんなモデル?

 トヨタの欧州法人は2025年5月15日、新型「bZ4Xツーリング」を初公開しました。

 SUVタイプのバッテリーEV(BEV)として「bZ4X」をラインナップするトヨタですが、新型bZ4Xツーリングは「bZ4Xシリーズ」の魅力をさらに広げ、アクティブなライフスタイルに応えるモデルだといいます。

ステーションワゴンSUVの「bZ4Xツーリング」
ステーションワゴンSUVの「bZ4Xツーリング」

 新型bZ4Xツーリングのボディサイズは、全長4830mm×全幅1860mm×全高1670mm。ベースのbZ4Xより全長は140mm長く、全高は20mm高く設定されました。

 bZ4Xが流麗で先進的な外観であるのに対し、新型bZ4Xツーリングは広々としたステーションワゴンのボディに、フロントは最近のトヨタ車で主流の「ハンマーヘッド(シュモクザメ)デザイン」を取り入れつつ、ホイールアーチのグレインブラック仕上げやブラックホイールなど、SUVらしいタフなスタイリングを採用。

 また、ツーリングでは頑丈なルーフレールも搭載され、スポーツ用品や長い荷物の運搬がさらに容易になりました(最大ルーフ荷重は70kg)。

 主な変更点は拡張されたリアセクションで、新しいデザインのロアバンパーと、よりモダンでアウトドアな外観のLEDコンビネーションランプが採用されています。モノトーンのエクステリアカラーには、新たに「ブリリアント・ブロンズ」が追加されました。

 内装は、bZ4Xと同様の新デザインを採用。デジタル機器を使いやすくした新センターコンソールやインストルメントパネルのデザインを変更し、14インチの大型マルチメディアスクリーンを標準装備しました。

 インテリアカラーは、SUVらしさを表現した新色の「シティモス」を採用しています。

 さらに、マルチメディアシステムにはBEVナビゲーション機能が搭載され、ドライバーはクルマのバッテリー充電状態や走行可能距離に応じて、推奨充電ポイント位置などのルート計画を立てることが可能となっています。

 省スペース化を実現したトヨタのBEVパワートレインを最大限に生かし、車内と荷室を大きく確保。荷室容量は148リットル増の600リットルに拡大され、家族旅行の荷物やレジャー用品・スポーツ用品を積載できる容量を備えました。

 また、6:4分割可倒式リアシートにより、フレキシブルなシートアレンジを可能にしています。

 パワートレインは、AWDモデル、FFモデルともに総電力量74.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。グレードに応じて11kWまたは22kWの車載充電器を装備し、最大急速充電容量(DC)は約150kWです。

 目標最高出力は、FFモデルが224馬力(165kW)、AWDモデルが380馬力(280kW)を発揮。最もパワフルなトヨタのBEVとなります。

 バッテリーには、新型bZ4X用として新たに発表された水冷システムとプリコンディショニング機能が組み込まれており、ドライバーは手動、または急速充電ステーションまでナビゲートすることで自動的に作動させることができるほか、充電開始時にバッテリーを最適な温度に保つことができるなど、寒冷地でも使える仕様となっています。

 パワートレインには、トヨタの新しいeAxleを採用。新しい炭化ケイ素(SiC)半導体を使用することで、より高い効率で作動し、より高いパワーを生み出すと同時に、より軽量かつコンパクト化を実現しました。

 また、AWDモデルには駆動制御技術「X-MODE」と「グリップコントロール」が搭載され、滑りやすい路面やゆるい路面でもトラクションを確保し、どのようなシーンでも安定した走行性能を発揮します。

 加えて、最大1500kgまでのトレーラーをけん引することができる性能も備えました。

※ ※ ※

 新型bZ4Xツーリングは、bZ4Xをはじめ、「アーバンクルーザー」「C-HR+」といったトヨタのバッテリー電気自動車ラインアップに新たに加わるSUVで、これらのモデルでB、C、Dセグメントの電動SUV市場カテゴリーを網羅することになります。

 欧州では2026年春に導入される予定となっており、日本でも2026年春頃に発売されるようです。

 なお、米国では「bZ Woodland(ウッドランド)」という車名で登場することになっており、2026年初頭に市場投入されることになっています。

 詳細な性能データは、導入時期が近づくにつれて発表されるとのことです。

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1件のコメント

  1. 30年以上六連星をこよなく愛してきましたがエクステリアを見る分にこれは正統的な進化だとおもう。
    EJ無き今固執する意味も無くなったしこれを選択する意味はあるかも。
    北米バージョンのアウトバックやフォレスターよりこっちのがいい!!

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