レクサス斬新「“4人乗り”セダン」がスゴイ! スライドドア&斬新「ハンドル&シフト」採用で超カッコイイ! 4.7m級のクーペ風ボディもイイ「LF-ZC」とは
2025年秋に行われるモーターショー「ジャパンモビリティショー2025」ではさまざまなコンセプトカーが展示されるでしょう。2023年に行われた「ジャパンモビリティショー2023」ではレクサスが展示したコンセプトカー「LF-ZC」を展示していました。どのようなモデルなのでしょうか。
レクサスのスライドドアセダン!?
2025年10月30日から11月9日にかけ、「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2025」が開催されます。
2023年に行われた同イベントでも多くのコンセプトカーが展示されました。その1つが、レクサスが世界初公開した「LF-ZC」です。

ジャパンモビリティショーは2023年にスタートしたイベントで、これまで日本で行われてきた「東京モーターショー」の後継イベントです。2023年には、111万2000人の来場者を記録しました。
2023年のジャパンモビリティショーで、レクサスが公開したコンセプトカーがLF-ZCです。2025年4月23日に上海モーターショーにて公開された新型「ES」のベースとなったコンセプトモデルです。
ボディサイズは全長4750mm×全幅1880mm×全高1390mm。ホイールベースは2890mmです。デザインテーマには「Provocative Simplicity」を掲げています。
エクステリアを見ると、低く構えたフードから続く滑らかなシルエットと後方に向かって大きく絞り込んだフォルムが印象的です。これにより、リヤタイヤの張り出し感を強調。さらに高い空力性能とワイドなスタンスを両立しました。
また、レクサスらしいスピンドルボディは、フロントフェイスだけでなく、ドアサイドやリヤバンパーへも連続して続いています。これは、電動化による機能とデザインの進化を象徴的に表現しているそうです。
インテリアは前席乗員を前方に低く着座させたことで、室内空間に広がりを生み出しています。また、フルフラットなフロアやパノラマルーフによって、外観以上の開放感を実現しました。
ハンドルの形が丸型ではなかったり、シフトレバーの代わりにスイッチが搭載されるなど、既存のクルマとは違ったデザインを採用。
各種の操作機能はステアリング両サイドのデジタルパッドに内蔵したほか、操作系は左、音楽等の快適装備は右のデジタルパッドに格納したことで、直感的で操作しやすい独自のレイアウトを確立しています。
運転においては「Eyes on the road(常に路面を注視している状態)」を追求。フロントウィンドウに情報を映し出す遠視点メーターを採用した他、車体の両サイドにはデジタルミラーを搭載。視線移動を最小限に抑え、走行に集中できるコックピットに仕上げています。
パワートレインには次世代電池パフォーマンス版(角形)を採用。電費性能を向上することで従来のBEV比で約2倍の航続距離1,000kmを目指します。さらに、Arene OSの採用によって好みに応じた様々なクルマの操作、駆動力、音、振動を再現できます。
その他、車体をフロント、センター、リヤに3分割した新モジュール構造「ギガキャスト」を採用。生産性を上げつつ、操作性も高めています。
ちなみにLF-ZCは、トヨタが同時期発表した「FT-Se」「FT-3e」などと、プラットフォームや新開発バッテリーを共有しています。
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