実質130万円! 三菱の「最新型“軽バン”」が凄い! めちゃ「お手頃価格」に画期的「2人乗り・窓なし仕様」も設定! 実はロングセラーな画期的モデル「ミニキャブEV」とは
配送業者や自営業のユーザーなどに親しまれる「軽バン」ですが、近年ではEV(電気自動車)の選択肢も増えています。そんなEV軽バンのはしりといえるのが三菱「ミニキャブEV」です。
三菱の「最新型軽バン」特徴は?
ホンダが「N-VAN e:」をリリースしたり、スズキ、ダイハツ、トヨタの3社が共同開発した軽商用バンEVが2025年度中の発売を目指すとアナウンスしたりと、にわかに話題を集めつつある軽商用EVモデルたち。
ただ、そんな今話題のモデルたちよりもはるかに早くリリースされていたのが、三菱の「ミニキャブMiEV(ミーブ)」だったのです。

軽EV「i-MiEV(アイミーブ)」の技術を転用して誕生したミニキャブMiEVは、2011年12月に一般販売を開始した軽商用バンEVです。当時現役だった6代目「ミニキャブ」をベースに10.5kWh、および16.0kWhの駆動用バッテリーを搭載していました。
エクステリアはフロントグリルが専用のものとなる以外はベース車と同様で、インテリアもリアに駆動用モーターなどが備わったことで、吊り下げ式のスペアタイヤを装着することができず、室内に移設されていたことを除けばガソリンモデルと同等。
しっかり軽商用バンらしい広い荷室空間は確保されています。
また通常の4シーターモデルのほか、ビジネスユースに特化した2シーターモデルも存在しており、リアシートがない分、2.1万円安い価格となっていました。
ベースとなったミニキャブは2014年2月にフルモデルチェンジを実施し、三菱製ではなくスズキ「エブリイ」のOEMモデルとなりましたが、ミニキャブMiEVは従来型の販売を継続。
同じ車名ながら、製造メーカーの異なるモデルが併売されるという異例の状態となったのも話題となりました。
その後も細々と販売が続けられていたミニキャブMiEVでしたが、2021年3月末に一般販売を中止し、一部では販売終了という説も流れたのです。
しかし、翌2022年11月から一部改良を行った上で販売を再開し、2023年11月にはビッグマイナーチェンジを実施して「ミニキャブEV」へと車名が変更されています。
このミニキャブEVでは、ベースこそ引き続き6代目ミニキャブとなっていますが、EVシステムを新世代のものへと刷新したことで、駆動用バッテリーを20.0kWhへと拡大し、航続距離も180km(WLTCモード)へと延長。
さらに運転支援システムの「e-Assist」も搭載され、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能、車線逸脱警報、オートマチックハイビームといった、従来型には備わらなかった安全装備も追加されました。
グレードは引き続き4シーターと2シーターの2種類となっていますが、2シーター仕様はスライドドアとリアクオーターの窓部分が鉄板となり、荷室のプライバシーがより高まっているのもポイントです。
そして2024年2月からは日産へ「クリッパーEV」としてOEM供給を開始。
過去に三菱は、ミニキャブEVのベースとなった6代目ミニキャブを日産へ「クリッパーバン」として供給していましたが、EVモデルは今回が初の供給となり、久しぶりの三菱製軽バンの復活となりました。
そんなミニキャブEVですが、急速充電機能付の4シーターモデルで254万1000円と一見すると高額ですが、事業用として登録した場合、補助金が最大123万5000円出るため、実質130万円ほどで導入できる計算になります。
さらに自治体によっては独自で補助金を設けていることもあり、さらに安く購入できることもあります。
ビジネスユースとして考えるのであれば、環境負荷やランニングコスト含め、十分魅力的な1台と言えるのではないでしょうか。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
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書く人間は実際に掲載された記事読んだことあんのかな?小学生でももっとまともな記事書けるぞ。
2店舗に行って事業補助金を聞きましたが、全無視され違う車を勧められました。全然サービス悪いしこの車売る気なし