日産「新型エルグランド」まもなく登場! 15年ぶり全面刷新で「キングオブミニバン」どうなる? 高性能ハイブリッド搭載の「新モデル」予想CGをデザイナーが公開
日産ブランドの新しいコミュニケーションを発表するイベント「NISSAN START AGAIN 2025」にて、デザインの一部をサプライズ公開したことで話題を集めた次期型「エルグランド」。そんなティザー画像の公開を受けて、Xユーザーの「とっきー_トキデザ@DAMD.inc」氏がデザイン予想スケッチを公開しました。
どうなる新型エルグランド
日産ブランドの新しいコミュニケーションを発表するイベント「NISSAN START AGAIN 2025」にて、デザインの一部をサプライズ公開したことで話題を集めた次期型「エルグランド」。
現在のところは前後のシルエットのみの公開となっており、一文字型となっている前後のポジショニングランプや特徴的なフロントグリル、そして堂々とした佇まいのミニバンボディであること程度しか窺い知ることができません。

そんなティザー画像の公開を受けて、Xユーザーの「とっきー_トキデザ@DAMD.inc」氏がデザイン予想スケッチを公開しました。
このスケッチでは2023年のジャパンモビリティショーで公開されたジャパンツアラーのイメージを踏襲しつつも、ティザー画像でチラ見せされたヘッドライトやフロントグリルの意匠をプラス。
バンパー下部のデザインは近年のアリアやノートオーラなどにも与えられるハの字型の形状とすることで、ハイパーツアラーにあった“非現実感”を中和しています。
一方、リアの形状はハイパーツアラーが持っていた逆スラント形状のリアウインドウなどを再現しており、今回公開されたティザー画像とは異なる形状としているのも注目です。
なお、次期型エルグランドは2026年度の発売を予定しており、新開発となる発電専用1.5リッターエンジンと、モーターやインバーターなど5つの部品をモジュール化することにより軽量化された「5-in-1」を採用したハイブリッドシステムの第3世代e-POWERが搭載されることがすでにアナウンスされています。
これによって大幅な静粛性と燃費の向上を実現しているということで、現時点では大きく水をあけられる形となっているライバル車種であるアルファード/ヴェルファイアにどこまで肉薄できるかも気になるところ。
いずれにしても登場まではまだしばらく時間があるため、最終的なデザインがどうなるのかは流動的と言えるかもしれません。
Writer: 小鮒康一
1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。中古車販売店に勤務していた経験も活かし、国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とする。現行車へのチェックも欠かさず活動中。
日産のコンセプトカー超かっこいいんだが、実際発売されると、とてもかけ離れたスタイルでどうなのよと思うのは自分だけでしょうか?コンセプトカーそのものを販売してほしいと思う!
悪いが売れないよ。いくら新型「エルグランド」がアルファード・ヴェルファイアより優れているクルマであっても、日本国民は「日産だから買わない」、「アルファード・ヴェルファイアだから買う」わけだから。定期的にモデルチェンジしていればある程度はパイを確保できたであろうが、15年もほったらかしでその間に最大のライバルが2度モデルチェンジしているのであればもう勝ち目はないよ。完全に流れちゃってるもの。日本国民、特にこのレベルの車を買う階層の人々はそんなに悠長ではない。