197万円から! トヨタ最新「スターレット」に注目! “全長4m以下”の「5ドアハッチボディ」&“5速MT”あり! かつて人気の「懐かしいモデル」が南アフリカで復活していた!
1970年代から1990年代にかけて日本で販売されていたトヨタ「スターレット」。実は、2020年に車名が復活し、現在も南アフリカで展開されています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
まさかの復活していた「スターレット」! 最新モデルの仕様とは?
かつて日本市場で約26年間、5代にわたり販売されたトヨタ「スターレット」。
高性能なターボエンジン搭載モデルも登場し、日常使いだけでなく、走り屋から愛されるホットハッチとしても支持を得ていました。
現在、日本では販売されていないスターレットですが、海外でその車名が復活し、2020年から南アフリカで販売されています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

スターレットは、1973年から1999年まで販売されたコンパクトハッチバック。
初代は「パブリカスターレット」の名で登場しました。
1984年に登場した3代目は、駆動方式をFR(後輪駆動)からFF(前輪駆動)に変更。
「かっとびスターレット」のキャッチコピーや、俊敏な走りを実現するターボモデルが注目を集めました。
5代目スターレットのモデル末期である1999年に、実質的な後継車種にあたる「ヴィッツ」が登場。
その初代ヴィッツとバトンタッチする形でスターレットの販売は終了しました。
そして、2020年に6代目スターレットが復活。
スズキの子会社「マルチ・スズキ・インディア」がインドで生産する「バレーノ」のOEMモデルとして、南アフリカで販売を開始しました。
バレーノは、スイフトと同クラスのコンパクトカーで、2015年から2020年まで日本でも販売されていました。
日本では販売目標の5分の1にも満たない成績で大きな存在感を示せませんでしたが、生産国のインドでは「ワゴンR」や「スイフト」と並ぶスズキの主力車種として活躍しています。
このバレーノをベースにした6代目スターレットのボディサイズは全長3990mm×全幅1745mm×全高1500mm、ホイールベースは2520mm。
日本で展開されているヤリス(全長3950mm×全幅1695mm×全高1495mm-1510mm)と比べるとやや大きめです。
外観はバレーノのデザインを踏襲した5ドアハッチバックスタイルで、エントリーモデルには15インチスチールホイール+ホイールキャップ、上級モデルには16インチアルミホイールやLEDフォグランプが装備されています。
内装は2列シート5人乗りのレイアウトとし、ブラックのファブリックシートを採用。
コックピット周りについて、安価なグレードはウレタンステアリング、最上級グレードは本革巻きステアリングを装備しています。
全車にオートエアコン、パワーウインドウ、Android AutoやApple CarPlay、Bluetooth対応のディスプレイオーディオ、電動格納式ドアミラーを標準装備。
最上級グレードにはオートライト、プッシュスタートシステム、バックビューカメラ、カラーマルチインフォメーションディスプレイなどが備わり、日本で販売されるトヨタ車に近い装備水準といえます。
ただし、安全装備は必要最低限にとどまり、緊急ブレーキやアダプティブクルーズコントロール(ACC)などの先進技術は搭載されていません。
エンジンは、最高出力77kW(104PS)・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンで、駆動方式はFFを採用。
トランスミッションは4速ATまたは5速MTが選べます。
グレードは価格の安い順に「Xi(MT)」「Xs(AT/MT)」「XR(AT/MT)」の3種類。
なお価格は、25万8000南アフリカランド(約197万円)から34万700南アフリカランド(約260万円)で展開されています。
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