SUVの新型「XC40」がリアルに凄い! 全てに完璧を求めるボルボの自信作

ボルボは、今もっとも勢いのある輸入車メーカーといっても過言ではないでしょう。XC90発売以降XC60とSUVモデルの品薄状態が市場で続いています。そこに今回、新型「XC40」が市場に導入され瞬く間に人気モデルとなっています。

発売記念モデルもすぐに完売、絶好調のボルボ

 くるまのニュースをご覧の皆さん、初めまして!自動車ジャーナリストの今井優杏です。

 突然ですが、今もっとも勢いのある輸入車メーカーって、ご存知ですか?メルセデス・ベンツ、アウディ、BMW、これらはある意味イエス。だけど、こう答えると、一気に事情通っぽくなるので覚えておいてください。

「ボルボ」

 今のボルボはリアルにすんごいんです!

ボルボ新型「XC40」R-Design

 現在、JAIA(日本自動車輸入組合)に加入し、日本に正規販売店を持つインポーター(商用車・チューナー含む)は36社。新規登録台数はリーマンショックの2009年を底辺に、ほぼ右肩上がりを記録しています(JAIA調べ)。

 早い話が「輸入車はどれも軒並み売れてる」ってことです。

 しかし、そんな輸入車の中でも、イケてる/まあまあ/がんばりましょう、みたいなヒエラルキーは燦然と存在します。

 ザックリと総数だけで見てしまうと、メーカーとして本国での規模、インポーターとしての規模、歴史、販売店網の網羅などで桁が変わってしまうのですが、前年比販売数の推移やプロダクトの完成度、また商品やインポーターの方の表情から醸し出される“ 売れてますオーラ” (これ大事!)などから、単に数字だけでは表すことのできない人気度とでも言いますか、まさに勢いのアリナシを測り知ることができるのです。

 長い前置きで何が言いたいのかといえば、話が冒頭に戻るわけです。個人的に見ても業績的に見ても、名実ともにイケイケドンドンなのが、何を隠そうボルボだっていうこと!

 スウェーデンという北欧の一国にて作られているボルボは、インポーターとしての規模も輸入台数の総数もそう多くはないのですが、現在抱えるほぼすべてのニューモデルがバックオーダー状態にあるという人気っぷり。ボルボ・カー・ジャパンによれば、この「激売れ現象」が世界中で巻き起こっているのだそうです。

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