日産「“7人乗り”バン」に「家庭用クーラー」搭載! さらに「大きな冷蔵庫」も採用! “豪華内装”も魅力の車中泊仕様! ゴードンミラーモータース「GMLVAN G-01」とは?
日産「キャラバン」をベースとする「GMLVAN G-01」は、車内にクーラーや大型冷蔵庫を完備する、これまでのキャンピングカーとは一味違う仕様になっています。
全長5m超! 1800万オーバーのキャンピングカーとは?
各種メディアでは、コロナ禍で高まったキャンプブームが失速し、2023年ごろからキャンプ市場が縮小していると報じられています。
しかしその一方で、日本RV協会の調査によると、2024年におけるキャンピングカーの販売売上総額(中古車を含む)は、調査開始以来の最高値となる1126億5000万円を記録。
2024年の生産台数は前年から約5%下回る9559台にとどまりましたが、売上額についていえば年々増加傾向にあります。
コロナ禍を経たあともトレンドに大きな変化はなく、キャンピングカーの市場は安定して伸びていることがうかがえます。
そんな成長中のキャンピングカー市場に1台のクルマが投入され、多くの注目を集めました。
それが、2024年3月にゴードンミラーモータースから発売された大型キャンピングカー「GMLVAN G-01」です。

オートバックスセブンが展開するブランド「GORDON MILLER(ゴードンミラー)」は、「ガレージから拡張するライフスタイル」をコンセプトに、カー用品やアパレル、アウトドア用品など、さまざまなジャンルの商品を取り扱っています。
ゴードンミラーモータースはその車両レーベルであり、過去にはトヨタ「ハイエース」をベースに開発した「GMLVAN V-01」や、日産「NV200バネット」がベースの「GMLVAN C-01」などのキャンピングカーを投入、ラインナップを拡充しました。
2024年3月に発売されたGMLVAN G-01は、日産「キャラバン」のスーパーロングボディ/ワイド幅仕様をベースとする、シリーズ最大のキャンピングカーです。
ボディサイズは全長5230mm×全幅1910mm×全高2260mmと堂々たる大きさ。
2024年4月に販売を終了したトヨタ「グランエース」(全長5300mm×全幅1970mm)に迫るサイズ感です。
デザインは一目みただけでゴードンミラーモータースのモデルとわかる丸型4灯ヘッドライトや、黒一色のリアバンパーカバー、サイドガーニッシュが象徴的。インテリアはウルトラスエードとウッドを多用した豪華かつ工業的なデザインにまとめられています。
開発コンセプトは、電力会社の送電網(グリッド)に依存しない状態を意味する「グリッドレスライフ」。車中泊はもちろんのこと、ビジネスシーンでの使用も想定しているといいます。
車内の左右両側に跳ね上げ式ベンチが設けられており、リアシートを含めて7人が座ることができます。車内にテーブルを広げれば、ワークスペースとしても活用できそうです。
GMLVAN G-01の肝といえるのが、快適なバンライフを送るのに十分な5.1kWhの大型バッテリー。最大出力は1500Wで、ドライヤーなどの消費電力が大きい家電にも対応します。
また、AC100Vコンセントが4口搭載されているほか、USB-A端子とUSB-C端子もそれぞれ2口設置されており、スマホの充電に便利。
それだけにとどまらず、クーラーや冷蔵庫まで完備しているのも嬉しいポイントです。
クーラーは最大約11時間の連続使用に対応し、家庭用クーラーの6畳用に匹敵する性能を有しています。また、冷凍/冷蔵庫の容量は36リットルで、専用アプリを使えばスマホからの温度調整もできるそうです。
GMLVAN G-01の搭載エンジンは2.5リッターガソリン。駆動方式は4WDのみとなっています。
価格(消費税込)は1870万円です。
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