特別な「ハイエース」登場も…受注はすぐ停止に!? 「欲しいけど買えない…」熱望する人の反響は? 新車・中古車の現状はいかに
2025年2月7日、トヨタは「ハイエースバン」の特別仕様車「スーパーGL“DARK PRIME S”」を発表しました。現在、ハイエースは受注停止となっていますが、どのような声が寄せられているのでしょうか。
ハイエース欲しい…人の声は?
トヨタの商用バン「ハイエース」は現在、受注が一時停止しています。
人気の高いモデルだけに、販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。

2025年2月7日、トヨタは「ハイエースバン」の特別仕様車「スーパーGL“DARK PRIME S”」を発表しました。
ハイエースは1967年に商用車として登場し、長年にわたって高い実用性を誇り、国内外で広く支持されているモデルです。
現行モデルのハイエースは、標準ボディやロングボディ、ワイドボディ、スーパーロングボディなど、さまざまなバリエーションが揃っており、商用車としての使い勝手に加えて、ファミリー向けのワゴンタイプも選べるため、幅広いニーズに応えています。
ディーゼルエンジンは優れた走行性能を提供し、豊富なカスタマイズオプションも魅力です。
今回の特別仕様車は、200系型の誕生20周年を記念して、エクステリアとインテリアに特別な仕様を施したモデルです。
クリアスモーク加飾が施されたLEDヘッドランプが特徴的で、白く発光するLEDライトは夜間の走行でも優れた視認性を提供します。
また、フロントスポイラー、リヤスカート、サイドスカートなどのエアロパーツも特別デザインされており、力強さと洗練された印象を与えています。
インテリアにもカーボン調の加飾が施され、20周年を記念したフロントドアスカッフプレートもオプションで選択可能です。
パワートレインには改良された2.8リッターディーゼルエンジンが搭載され、従来のモデルよりも出力とトルクが向上し、走行性能が強化されています。
価格は2WDモデルが420万円、4WDモデルが450万1200円で、現在は標準ボディ・標準ルーフのパッケージングのみが設定されています。
しかし、そんな人気のハイエースは現在、受注停止の状態が続いています。この状況について、関東圏の販売店担当者は次のように話します。
「特別仕様車、通常モデルともに受注停止となっており、多くのお客様から問い合わせをいただいていますが、追加販売などの情報はなく、お客様にはお待たせしている状態です」
では、購入を希望するユーザーはどのように対応しているのでしょうか。前述の担当者は次のように話します。
「フルモデルチェンジの噂が広がり、新型が出るまで待つというお客様もいます。
しかし、直近でも一部改良が行われており、フルモデルチェンジの情報の信憑性については疑問があります。
走行距離が20万km以上であったり、故障したお客様などは、待てずに中古車を選ぶケースもあります」
また、関西圏の販売店担当者は次のように述べています。
「ハイエースは法人のお客様からのオーダーが常にあります。少し前に追加販売枠が割り当てられましたが、すぐに完売しました。
そのため、新型が登場したとしても、既にオーダー待ちの状態が続くと思われます」
一方でハイエースを専門に取り扱う中古車販売店は次のように話しています。
「ハイエースは以前から人気の高いクルマです。
ここ数年は、仕事で使う人以外に趣味で使う人、キャンプで使う人も増えており、ますます人気が高まっています。
当店でも程度の良い個体は新車価格を上回ることもありますが、中古車相場に応じた価格です。
それでも『すこしでも早く欲しい』という人も多く、すぐに売れてしまう状況で、今後もこの傾向は新車の供給が落ち着くまでは変わらないと思います」
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現在ハイエースは受注停止中で、販売店には多くの問い合わせが寄せられています。
新型登場を待つ人や中古車を選ぶ人も多い中、追加販売や新型の動向に注目が集まっています。
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