レクサスは2025年3月12日、バッテリーEV「RZ」の新たなマイナーチェンジモデルをベルギーで世界初公開しました。
　
　ではこれについて、日本販売店ではどんな反響があるのでしょうか。

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　RZは2022年4月に発表されたレクサス初のバッテリーEV（BEV）専用車。日本では2023年3月に発売されています。

　レクサスの電動車のなかで中核をなすモデルとして展開されており、レクサスらしいデザインに電動化技術による高い走行性能を組み合わせ、EV軸へのブランド変革の起点となるモデルです。

　ボディサイズは全長4805mm×全幅1895mm×全高1635mm、ホイールベース2850mm。

　プラットフォームにはEV専用の「e-TNGA」を採用。バッテリーやモーターの最適配置や高剛性ボディにより、高い基本性能を実現します。

　デザインは、レクサスのデザインテーマ「スピンドルグリル」を昇華させた一体造形「スピンドルボディ」を採用。インテリアはSDGsやサスティナブルに配慮され、素材や装飾に頼らない上質さを演出します。

　今回発表されたマイナーチェンジが施された新型RZでは、BEVシステムが全面刷新されたことが大きなトピックです。

　新開発の大容量リチウムイオンバッテリーの採用や、バッテリーパック構造の最適化したことで、AWD（4WD）モデルでは従来比約14％、FWD（FF）モデルでは約20％の航続距離の伸長、また充電時間の短縮も実現しています。

　また、「インタラクティブマニュアルドライブ」もレクサス初採用しました。これは8速の仮装有段ギアによってパドルシフトで擬似シフトアップ／ダウンができる機能で、エンジンサウンド演出にもこだわり、マニュアルトランスミッションのようにクルマとの対話を楽しめるものだといいます。

　さらに、レクサス初採用となる「ステアバイワイヤシステム」を導入。

　ステアリングが円形ではなく、U字のようなレクサス独自の形状を採用し、ワインディングでの直感的な操作フィールや低速域での取り回し性を追求しています。

　エクステリアにはF SPORT用カラーの設定と空力に寄与する前後スポイラーとホイールを設定し、インテリアにはF SPORT用シートやアルミペダル類を配することでスポーティな世界観を創出しました。

　ラインナップは、最高出力224馬力のFWDモデル「RZ350e」、381馬力のAWDモデル「RZ500e」、またハイパフォーマンスモデル「RZ550e “F SPORT”」も用意されます。

　なお、価格などは発売予定時期付近で発表されるものとみられます。

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　新型RZについて、都内レクサス販売店A店の営業スタッフは以下のように話します。

「非常に多数のお問い合わせをいただいていますが、詳細については店舗にまだおりてきていない状況です」

　またB店の営業スタッフは以下のように話します。

「問い合わせは多いですね。

　ただ詳細についてはまだ分からない状況で、国内では秋頃に発表予定ということだけうかがっています。

　受注方法なども全くわからず、夏頃まで詳細は出ないのではないかと思います」

　多くの問い合わせがあるようですが、販売店では詳細については、情報は出ていないとのこと。今後の続報が待たれます。