トヨタ新「ハイエース」発表! 超進化した「商用ワゴンの皇帝」は“豪華インテリア”も魅力的! “20周年”を記念するパワフル仕様「スーパーGL“DARK PRIME S”」がスゴイ!
2025年2月7日、トヨタは「ハイエースバン」の新たな特別仕様車「スーパーGL“DARK PRIME S”」を発表し、同日発売しました。インテリアにはどのような特徴があるのでしょうか。
トヨタ新「ハイエース」発表!
トヨタの「ハイエース」は、1967年の初代モデル登場以来、商用ワンボックス車の代表格として進化を続けてきました。
現行の5代目モデル(200系)は2004年にデビューし、2025年に20周年を迎えます。この節目を記念して2025年2月7日に特別仕様車「スーパーGL“DARK PRIME S”」が発売されました。
長く好評を博したモデルの最新型ということで大きな注目を集めましたが、人気の高さから注文が殺到。発売直後に受注が停止されるなど、入手が困難な状況が続いています。

ハイエースバンは用途に応じて多様なサイズ展開が複数展開されてきました。今回の特別仕様車は従来のものの中でも標準ボディ・標準ルーフ仕様に揃えられており、全長4695mm×全幅1695mm×全高1980mmです。
エクステリアには特別なデザインが施されており、特にクリアスモーク加飾のLEDヘッドランプが精悍な印象を与え、専用メッキ加飾のエンブレムが高級感を演出。これらの特別装備により、存在感がさらに際立っています。
歴代ハイエースのパワートレインを比較すると、初代モデルは小型トラックのシャシをベースにしたシンプルな構造で、エンジン出力も控えめでした。
しかし、時代とともにエンジン性能や走行安定性が向上し、現行モデルでは高出力エンジンや先進のサスペンション技術が導入されました。
そして今回の特別仕様車では、パワートレインに2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジン(1GD-FTV型)が搭載され、最高出力158馬力・最大トルク33.7kgf・mを発揮します。
これは、従来のエンジンよりも出力が向上しており、よりトルクフルな走行が可能。駆動方式は2WDと4WDの2種類が用意されています。
さらに、専用のショックアブソーバーを採用し、空車時や軽負荷時でもしなやかで快適な乗り心地を実現しています。
安全装備に関しては、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた「プリクラッシュセーフティ」を搭載し、前方の車両や歩行者を検知して衝突回避をサポートします。
また「パノラミックビューモニター」により、車両周囲の状況をナビ画面に表示し、駐車時や交差点での安全確認をサポート可能です。
さらに、ソナーで周囲を監視して低速時の衝突回避をサポートする、「パーキングサポートブレーキ」も装備されています。
くわえて、メーカーオプションとして、20周年記念の専用フロントドアスカッフプレートが設定されています。ディーラーオプションとして専用のフロアマットも装着可能です。
ボディカラーは基本的には「ブラックマイカ」に限られますが、メーカーオプションとして「ホワイトパールクリスタルシャイン」も選択できます。
では、今回の特別仕様車でハイエースの室内空間は一体どのように変わったのでしょうか。
インテリアデザインはダークな色調で統一され、スポーティな個性が際立ちます。
インストルメントパネルやステアリングホイール、シフトノブにはカーボン調の加飾が施されており、シート表皮にもカーボン柄の新素材を採用しました。さらに、フロントシートには専用の刺繍ロゴが配され、特別感を演出。
これらの装備により、従来モデルよりも上質で洗練された室内空間を提供しています。
荷室はベース車両である「スーパーGL」と同様の広いスペースを確保しており、長さ3000mm×幅1520mm×高さ1320mmと大容量のラゲッジを誇ります。
また、室内空間に関しても従来モデルの利便性を引き継ぎ、リヤシートのスライド機能やリクライニング機能を搭載。オールフラット状態にすることが可能です。これにより、ビジネスからプライベートまで多彩な用途に対応できる柔軟性を持っているのです。
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注目度の高いハイエースバン スーパーGL“DARK PRIME S”ですが、上質感のあるインテリアが人気の理由と言えそうです。
車両価格(消費税込)は駆動方式によって異なり、2WDは420万円、4WDは450万1200円となります。
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