トヨタ「“新型”カローラ」いつ登場!? 「レクサス」風マスク×新開発「快速エンジン」に? デビュー7年目の人気「セダン&ワゴン」どうなる?

現行型カローラがデビューしたのは2018年6月で、今年2025年で7年目を迎えます。通常のモデルサイクルならば、今ごろ次期モデルはプロトタイプ開発の最終段階にきているはず。カローラの次期型はどうなるのでしょうか。

5ナンバーモデルは2025年10月に生産終了予定

 日本を代表するクルマである大衆車ブランド、トヨタ「カローラ」のフルモデルチェンジが近づいています。
 
 通常のモデルサイクルならば、2025年もしくは2026年には登場するはずですが、はたして次期カローラはどのような進化を遂げるのでしょうか。

次期「カローラ」は最新のバンパー一体型フロントグリル採用か!?[写真はタイ仕様のトヨタ「カローラクロス」]
次期「カローラ」は最新のバンパー一体型フロントグリル採用か!?[写真はタイ仕様のトヨタ「カローラクロス」]

 現行型のカローラは、セダンのほかステーションワゴンの「カローラツーリング」、ハッチバックの「カローラスポーツ」、SUVの「カローラクロス」、スポーツ4WD「GRカローラ」の5種があり、さらに先代から継続販売される5ナンバーサイズのセダン「カローラアクシオ」、ワゴンの「カローラフィールダー」もあります。

 なかでも断トツの人気なのがカローラクロスです。

 2024年の販売台数内訳ではカローラクロスが約55%と過半数を占め、次いでカローラツーリングが約29%、カローラ(セダン)が約10%、カローラスポーツが約5%、そしてGRカローラは約0.5%となっています。

 この販売内訳をみると、クロスとツーリングだけでもよいような気がしますが、海外市場ではセダンボディも人気であり、5ドアハッチのGRカローラを望むコアなスポーツカーファンもいます。

 そのため次期カローラでは、割合の少ないカローラスポーツをGRカローラと一本化し、新型クロスと新型セダン、新型ツーリング、そして新型GRカローラの4ラインナップでデビューすると筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)は予想します。

 なお、カローラアクシオとカローラフィールダーについては、すでに2025年10月末に生産が終了になることが正式発表されています。

 トヨタを代表する大衆車ブランドらしく、「お客様の立場に立って考える」を理念とするカローラのコンセプトを考えれば、このアクシオとフィールダーのユーザーの受け皿も用意する必要があるでしょう。

 そのため新型セダンと新型ツーリングには、それぞれにナローボディとワイドボディが用意される可能性もあるかもしれません。

 カローラクラスの小型車を望む法人やユーザーは少なくはないので、こうした需要にもしっかりとトヨタは応えてくるはずです。

 さて、次期カローラはどのようなクルマとなるのでしょうか。

 外観デザインに関しては、近年のトヨタ車に共通するハンマーヘッドデザインのシャープなヘッドライトや、海外向けのカローラクロスに先行採用されているバンパー一体型のフロントグリルが採用される可能性が高いでしょう。

 これは、3月13日に発表された新型「クラウンエステート」にも採用されているもので、レクサスのフレームレス型スピンドルグリル(スピンドルボディ)とも共通する、グリルとボディが融合した新スタイルです。

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