トヨタ「“新型”カローラ」いつ登場!? 「レクサス」風マスク×新開発「快速エンジン」に? デビュー7年目の人気「セダン&ワゴン」どうなる?
小型・高効率・高出力な新開発エンジンは遅れて登場!?
もっとも気になるパワートレインに関しては、90%に近いハイブリッド車比率となっている現カローラの状況を鑑みれば、GRカローラのような特殊な例は除き、ほぼ全車がハイブリッド車となるのではないでしょうか。
投入されるユニットは、2024年5月のトヨタ・スバル・マツダ共同の技術説明会でトヨタが発表している次世代直列4気筒エンジン群を用いるのが順当でしょう。

この次世代パワートレインは電動化を前提に新設計されるもので、小型・高効率・高出力化を目指しているといいます。
1.5リッターと2リッターがあり、それぞれ自然吸気(NA)版とターボ版が用意されています。
ただし、2024年5月の時点で「早ければ2026~2027年には開発に目途がつく」とされていたことを考えると、次期カローラのデビューには間に合わない可能性があります。
そのため次期型デビュー時は、現行モデルの1.8リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドユニット「THS-II」と、既存の1.5リッター直列3気筒ガソリンユニット(もしくは2リッター直列4気筒ガソリン)で登場する可能性が高いかもしれません。
そして登場から2年後あたりの商品改良のタイミングで、新型1.5リッター+モーターの新ハイブリッドユニットに切り替える方針をとるのではないでしょうか。
そんな次期型カローラの登場は、2025年秋に開催される「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」の場が相応しいでしょう。
アクシオとフィールダーの生産終了とも時期的に重なり、新型車発表としては絶好の場といえます。
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ここ数年でトヨタが積み上げてきた新技術や新たなクルマを繋ぎ合わせると、次期カローラの像がうっすらと見えてくるような気がします。
いつの時代もユーザーの期待に合わせて変化をすることで、人々に移動の自由と喜びを提供してきたカローラ。
はたして次期型でどのような姿になるのか。今後が非常に楽しみです。
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