日産の新型「高級ラージSUV」まさかの“横浜本社展示”に反響多数! 打倒トヨタ「ランクル」に期待の声も! 新型「パトロール」日本復活に“熱視線”集まる!

日産のラージクラス四輪駆動車「パトロール」の最新モデルが、横浜の日産グローバル本社ギャラリーで展示されました。かつて日本でも「サファリ」の名で販売されていましたが、国内復活はあるのでしょうか。SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。

ランクルに対抗できる唯一の四駆!

 日産は2025年2月4日から3月2日まで、同社のグローバル本社ギャラリー(横浜市西区)に、日本未発売の新型「パトロール」を展示しました。
 
 国内でもかつて「サファリ」の名で販売されていた本格四輪駆動車の最新版が公開されたことで、「日本復活」を期待する声などがSNSなどに集まっているようです。

国内導入に期待! 日産の新型“高級”SUV「パトロール」
国内導入に期待! 日産の新型“高級”SUV「パトロール」

 1951年に警察予備隊(現・自衛隊)向けに提案された小型四輪駆動車に端を発し、同様のスタートを切ったトヨタの「ランドクルーザー」とともに、非常に長い歴史を有するパトロール。

 堅牢なラダーフレームとパートタイム式4WDを装備し、現在でも日産における本格オフローダーの世界戦略車となっています。

 1980年の3代目登場時には、国内向けをサファリと変更するとともにワゴンボディを採用するなど大きく変革。以降は一般ユーザーに向けても広く販路を拡大しました。

 ただし国内では5代目(サファリとしては3代目)が2007年に販売終了しています。

 一方で海外ではその後も販売を継続し、中東などを中心に支持を集め続け、2024年9月には最新の7代目モデルが発表されています。

 従来の5.6リッターV型8気筒ガソリンエンジンに代わり、新型では3.5リッターV型6気筒ツインターボガソリンエンジンを新搭載しました。

 ダウンサイジングしながらも、最高出力425PS・最大トルク700Nmと、従来以上の性能を誇っています。

 また、高級感あふれる堂々としたスタイリングも見どころです。

 全長5m級のランドクルーザー300よりもふた回りくらい大きく、全長5360mm×全幅2030mm×全高1945-1955mm、ホイールベース3075mm。

 室内も豪華な仕立てで、14.3インチの巨大モニターが並ぶほか、シフトレバーも廃止されプッシュ式のシフトに変更されるなど、シンプルかつ先進的なイメージもあります。

 この新型サファリは、北米向けでは「アルマーダ」として発売されているほか、日産の高級車ブランド「インフィニティ」向けに高級化を図った兄弟モデル「QX80」もラインナップされるなど、幅広い展開が図られていますが、前述の通り国内では長らく販売されていません。

 ただ、前述の日産グローバル本社ギャラリーではメインステージに新型パトロールを展示したうえ、来場者に対し二次元バーコードを通じて「新型パトロールに興味はあるか」「国内導入されたら購入する可能性はあるか」といった“直球”の質問が調査されていました。

 そのことから、日産としてもユーザーの反応に対し強い関心があるのは間違いないようです。

※ ※ ※

 そんな新型パトロールに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。

 多かったのは「一刻も早く入れて欲しい」「ランクルが納期待ちの今こそチャンス」「高額車で収益を稼ぐべき」といった声でした。

 また「日産は海外専用車に魅力的なクルマが多い」「(海外専用車となった2代目)ジュークも入れて欲しい」といった意見も。

 いっぽうで「もはやいまの日産のブランド力で高級車の販売は厳しいのでは」などといった辛辣な意見のほか、「5m超えで重量級のクルマは日産ディーラーの(整備用)リフトに載らないのでは」と危惧するコメントもありました。

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