三重~静岡直結!? すごい海峡道路「伊勢湾アクアライン」計画に反響多数「繋がったら嬉しい」「頼みます」の声も 伊勢市から渥美半島へ「たった20km」むすぶ新ルート

三重県と愛知県渥美半島を道路でつなぐ、いわゆる「伊勢湾アクアライン」構想が話題になっています。どういったルートになるのでしょうか。また、どういった声が上がっているのでしょうか。

夢の新ネットワークルートに反響多数

 三重県と愛知県渥美半島を道路でつなぐ、いわゆる「伊勢湾アクアライン」構想が話題になっています。
 
 どういったルートになるのでしょうか。また、どういった声が上がっているのでしょうか。

画像はイメージ(画像:写真AC)。
画像はイメージ(画像:写真AC)。

 正式には「伊勢湾口道路」という名称で、全体構想としては「三遠伊勢連絡道路」の枠組みの中で、長い渥美半島の高規格化とともに、「伊勢自動車道~東名高速」の直結を果たすものとなっています。

 国土交通省が2021年に策定した「新広域道路交通計画」にも構想路線として、おおまかなルートが記載されています。

 愛知県は豊橋市から渥美半島が突き出し、もう少しで対岸の三重県に届きそうになっています。伊勢湾ではもっとも狭い部分で、約20kmほどしかありません。

 ここが道路でつながれば、伊勢湾のせいで名古屋市まで北へ迂回している既存交通ネットワークに対し、静岡~愛知~三重~関西各エリアがより直線距離のルートで結ばれることとなります。

 関西側でも、伊勢市からまっすぐ西へのびて和歌山・奈良南部へつなぐ「東海南海連絡道」という構想路線があり、狭隘な山岳区間を抜ける国道166号などの長距離ネットワーク化が図られています。

 では、実現可能性はどれくらいあるのでしょうか。まず海峡の20kmがすべて海なわけではなく、途中に神島や答志島など陸地が点在するため、既存の海峡大橋に比べて著しく困難なプロジェクトではなさそうです。もちろん、計画具体化には至っていないため、近年の基礎調査結果は特になく、地質や海底地形などの知見はまだ深まってはいません。

 いっぽう国の政策としては、2023年7月の10か年計画「国土形成計画(全国計画)」において、「湾口部、海峡部等を連絡するプロジェクトについては、長期的視点で取り組む」という方針を示しています。伊勢湾の新道路プロジェクトについても、何らかの調査検討が始まっていく可能性がありそうです。

 ※ ※ ※

 壮大な構想である「伊勢湾アクアライン」に対し、ネット上でも「こんな計画あったとは!」「夢のある話」「繋がったら嬉しいな」「ホント作ってほしいなぁ」「頼む作って」「広域道路網としては理想的にはあるといいよね」「静岡西部民だけど、伊良湖からフェリーで鳥羽まで行くより、高速道路でいった方が速いし安い」と、期待する声が。

「本当にやるなら、人が要らないような流通ルートとして作るのがいいと思う。自動運転する乗り物や貨物レーンとか、鉄道とか」「鉄道もよろしく。関ヶ原で東海道本線が運休した場合に、バイパス路線として期待できます」といった要望をする人もいました。

 いっぽうで「作るとなっても、自分が生きてるうちには完成しないだろうな」という声もあります。

 また「この区間、お隣中国ならササッと作っちゃうでしょうが、日本の場合は、政策上、採算上など、なかなか難しいでしょうね」といったコメントも見られました。

【画像】超便利!? これが「伊勢湾アクアライン」の計画ルートです(30枚以上)

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5件のコメント

  1. 新ルートでもなんでも無いです。バブル期には既に噂されてました。その際、テーマパーク構想もありましたよ。現状、メガソーラーが設置されてるところになるとは思います。

    • 新しく作るルートだから、新ルートなんですよ
      新しく考えたルートという意味ではありません

    • ⑴橋やトンネルしか考えない。故に何時まで経過しても夢幻の構想。海や湖は必要なら浮体物で結べば簡単に
      ⑵繋がる。船舶は沿岸沖の人工島との間を通過その区間は船舶の艦橋や帆柱より高くする必要ががある。but
      ⑶沿岸や島嶼というものが大抵ある程度の標高は自然に備えているものが少なくない∴瀬戸内3架橋ル-ト他-
      ⑷橋梁の下をタンカーコンテナ貨物船大型客船が航行している。
      🔟具体的には『巨大双胴艀メガフロ-ト』極端な例としては銚子沖~釧路迄長さ数百km幅50kmメガフロ-ト
      を連結すればよい。潮汐うねり津波も問題ない。居住生活可能な上.漁港漁村へ都度通う必要もない燃料節約
      電力魚介類収穫物もcas冷凍で備蓄都市圏市場と島嶼備蓄基地メガフロートの間を運搬船定期的に通えばよい
      風力太陽光海洋温度差で電力は自給余剰分は調子~首都圏へ。噴火湾口/汐首岬」-大間/新潟-佐渡-珠洲-氷見
      福井-城崎/七類-隠岐/長崎-天草-長嶋/山川⚓-大隅半島/佐伯観音崎-愛宿/大分✈-佐多岬半島-松山✈-広島✈
      伊良湖に✈を造って答志島や知多半島へ中部✈/幸田-伊勢若松沖✈-土山SAも-甲賀✈信楽-宇治田原-京都🚉
      🔟
      琵琶湖も烏丸半島-叡山坂本-大津京-北野白梅町-二条-京都駅。横浜.横須賀-第2海保経由-富津中央新駅-千葉

  2. 「七里の渡し」近辺は古代より交通の難所であり、現在でも東名・名神/中央道/東海環状/名古屋環状が分岐する小牧・一宮は慢性的な渋滞により「難所」となっている。伊勢湾アクアライン(伊勢湾ゲートウェイブリッジ)を建設すれば、東海地方のみならず、日本全体の「血流」が改善され、経済は潤うだろう。

    さらに、知多半島の先端と渥美半島の田原を結ぶ「三河湾アクアライン」も同時に建設すれば、セントレアに到着する世界中のインバウンド観光客が容易に伊良湖岬・鳥羽・伊勢・熊野へ移動できるようになり、観光資源を開拓・拡充できる。

  3. こんなの作ったって需要があるのは正月くらい。田原から伊勢直結ってそんなに有難い話かな?全長20kmならトンネルで良い。橋なんか金掛かってしゃあないやろ。大体ダイヤモンドプリンセス号が名古屋港に来た時名港トリトン低すぎて金城ふ頭の車輌運搬船の所に横付けしてた。名古屋には観光客来なくて良い。

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