トヨタ最新「“3列7人乗り”クラウン」がスゴイ! まさかの「エステート」じゃない“全長5m超え”SUV! “豪華内装”も魅力の「クラウンクルーガー」中国仕様に注目!
トヨタ「クラウン エステート」がまもなく登場するのではないかという噂がクルマ好きを賑わせていますが、クラウンシリーズには、すでに多様なモデルが存在し、なかには7人が乗車可能なクラウンも存在しています。一体どのようなクルマなのでしょうか。
7人乗りの「クラウンSUV」あった!
最近、クルマ好きの間で熱い話題となっているのが、16代目クラウンシリーズの「クラウン エステート」がまもなく登場するのではないかという噂です。
2025年3月6日時点では正式な発表はまだないものの、ネット上では「ディーラーから商談予約の連絡がきた」「積載車に積まれているのを見たよ」といった声も見られ、期待が高まっています。
そんなトヨタが展開するクラウンシリーズには、すでに多様なモデルが存在し、なかには7人が乗車可能なクラウンも存在しています。

そのクルマとは、中国市場で独自の進化を遂げた「クラウン クルーガー」です。
同車は、トヨタが2021年に中国市場向けに投入したフラッグシップSUVです。
中国国内で生産され、現地専売モデルとして展開されているため、日本で販売される16代目クラウンシリーズとは直接的な関連はありません。
ベースとなっているのはトヨタの「ハイランダー(4代目)」ですが、単なる派生モデルに留まらず、クラウンらしい高級感と独自性を強調したデザインが施されています。
特に、フロントグリルやバンパーの意匠を大幅に変更し、中央に配された大きな王冠エンブレムがその象徴として存在感を放っています。
クラウン クルーガーのボディサイズは、全長5015mm×全幅1930mm×全高1750mm、ホイールベース2850mmと、クラウン エステート(全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベース2850mm)と比較しても一回り大きいのが特徴です。
そのためより広い室内空間とゆとりある設計とし、ファミリー層や快適性を重視するユーザーにとって魅力的な選択肢となっています。
エクステリアはハイランダーの基本構造を継承しつつ、クラウンならではの洗練された雰囲気を演出。
フロントロアグリルの形状やガーニッシュは専用デザインに刷新され、20インチのアルミホイールが足元を引き締めています。
また2024年6月の改良では、シルバー塗装のホイールが追加され、ボディカラーには「ダークブルーマイカ」を新たに設定。
これにより、従来のブラックやホワイト、シルバーを中心としたカラーバリエーションに深みと個性が加わっています。
インテリアに目を向けると、クラウンシリーズでは珍しい3列シートで7人乗りのレイアウトを採用。
2列目は6:4分割、3列目は5:5分割の可倒式シートとなっており、乗車人数や荷物の量に応じて柔軟にアレンジが可能です。
2024年のアップデートでは、ナッパレザーシートや木目調の加飾が追加され、質感が大きく向上。
高級感溢れる室内空間に仕上がっています。
テクノロジー面でも進化が顕著で、チップセットにクアルコム製「スナップドラゴン8155」を搭載し、処理能力が従来比で約4倍に向上。
これにより、インフォテインメントシステムの操作性が飛躍的に改善されるほか、下位グレードでも10.25インチの大型センターディスプレイが標準装備となっています。
さらに、先進運転支援システム「Toyota Safety Sense 3.0」へのアップグレードも行われ、安全性と快適性が一段と強化されています。
パワートレインは2種類が用意されており、ユーザーのニーズに応じた選択が可能です。
まず、2.5リッターのハイブリッドシステム(システム最高出力246PS)は、FFと4WDが設定され、優れた燃費性能と滑らかな走行フィールを両立しています。
一方、2リッターターボエンジン(最高出力248PS)は4WD専用で、パワフルな加速とダイナミックなドライビングを求めるドライバーに適しています。
なお、価格は28万4800元(約581万円)から33万2800元(約679万円)です。
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