レクサス新「LX」発表! メーカー初「“頑丈な”画期的ハイブリッド」搭載! 新仕様「オーバートレイル」も注目の“最上級SUV”3月24日発売!
2025年3月6日にレクサスは「LX」の一部改良を実施し、新モデル「LX700h」を同月24日から発売することを発表しました。
LX初の電動化モデル「LX700h」発売へ
レクサスは2025年3月6日、フラッグシップSUV「LX」の一部改良を実施し、同時に新モデル「LX700h」を同月24日から発売することを発表しました。

LXは「世界中のあらゆる道を快適かつ上質に走破する」というコンセプトのもと開発されたレクサスの本格オフロードSUVで、現在の4代目モデル「LX600」は2022年1月に登場し、その圧倒的な存在感と高い機能性で支持されてきました。
新たに採用された「GA-Fプラットフォーム」は、ボディオンフレーム構造を刷新し、先代比で約200kgの軽量化を実現。
舗装路での優れた操縦性と、オフロードでの卓越した走破性を両立しています。
そんなLXですが、これまでレクサスラインナップの中で唯一、電動化モデルが存在していませんでした。
つまり、今回発売が明らかになったLX700hが、LX史上初の電動化モデルというわけです。
同車は、歴代LXが誇る「信頼性」「耐久性」「悪路走破性」を電動化でも維持することを最優先に開発されました。
最大の特徴は、他のレクサス車が採用する「シリーズパラレルハイブリッド」とは異なり、新開発の「パラレルハイブリッドシステム」を搭載している点にあります。
このシステムは、フルタイム4WDやトランスファーのローレンジ、トルクコンバーター付き10速ATといった従来の駆動系を継承しつつ、3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンとトランスミッションの間にクラッチ付きの「モータージェネレーター」を配置。
走行モードを「エンジン+モーター」「エンジンのみ」「モーターのみ」と状況に応じて最適に切り替え、出力効率と性能を両立させます。
さらに、オルタネーターとスターターを備えることで、ハイブリッドシステムに異常が生じた場合でもエンジン始動や退避走行が可能。
退避走行時もアクティブハイトコントロールやアクティブトラクションコントロールが作動し、悪路での信頼性を確保しています。
ハイブリッドメインバッテリーはリア床下に配置され、上下分割型の防水トレイで保護することで、エンジン車と同等の700mmの渡河性能を実現。
また、防水構造付きACインバーターにより、地域に応じて1500Wまたは2400Wの外部給電が可能です。
重量増加やバッテリー搭載に伴い、GA-Fプラットフォームも改良され、最低地上高や耐久性が維持されています。
今回のLX700hの投入に合わせ、LX全体の一部改良も実施されます。
レクサスらしい走りの質感をさらに磨き上げ、装備の充実や安全性の向上を図るとともに、新グレード「OVERTRAIL」をLX700h、LX600の両モデルに追加。
走行性能では、フロント剛性の強化による操舵応答性や安定性の向上、新構造のキャブマウントクッションによる振動低減、改良型電子制御サスペンションAVSによる乗り心地の向上が実現されています。
装備面では、12.3インチの大型フル液晶メーターやフロント席リフレッシュシートを新たに採用。
LX700hにはオフロード4WD車初のエレクトロシフトマチックも搭載されました。
安全面では、「Lexus Safety System+」が進化し、新たに「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」を追加。
ドライバーモニターとの連携や高度運転支援「Lexus Teammate」の「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」、LX700h専用の「アドバンストパーク」も導入されています。
新グレード「OVERTRAIL」は、アウトドア志向を強調したデザインが特徴です。
黒光輝塗装のスピンドルグリルやマットグレーアルミホイール、黒系で統一された外装パーツで「プロフェッショナルツール」を表現。
専用色「ムーンデザート」を含む6色のボディカラーが用意され、内装は「モノリス」をベースに「アッシュパール墨ブラック」のオーナメント加飾をコーディネート。
上質なオフロードシーンを提供します。
専用装備として、前後ディファレンシャルロックや、オールテレーンタイヤ(265/70R18)、M+Sタイヤ(265/65R18)を地域に応じて採用し、過酷な環境での走破性を高めています。
なお、一部改良が実施されたLXの価格(消費税込)は、LX600が1450万円から2000万円、LX700hが1590万円から2100万円です。
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