アクアラインで「ゲート突破・料金踏み倒し」“超悪質”利用者を逮捕! NEXCO発表に反響多数! 不正通行の「料金3倍」処分に「甘すぎ」「厳罰化すべき」の厳しい声も
NEXCO東日本が発表した「ETCレーン強行突破」の逮捕事案について、SNSでは議論が巻き起こっています。
ETCゲート「突き破って踏み倒し」 厳罰を求める声も
NEXCO東日本は2025年1月28日のプレスリリースで、千葉県警察がとある道路利用者を「道路整備特別措置法違反」で逮捕したことを公表しました。
これに対してSNSなどでは多くのコメントが寄せられ、議論となっています。
![アクアライン「料金踏み倒し」悪質ドライバー逮捕![画像:PIXTA/イメージです]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/03/20250305_aqua_000.jpg?v=1741152575)
事件が起きたのは、千葉県の木更津JCTから神奈川県の首都高川崎浮島JCTを結ぶ東京湾アクアラインです。
今回、被疑者は料金所のETCレーンを「強行突破」し、通行料金を払わなかったといいます。
被疑者がクルマだったのかバイクだったのかは公表されていませんが、もしクルマであれば、閉じたゲートを突き破らなければ通れないため、「料金踏み倒し」に加えて「ゲート破壊」も行ったという、非常に悪質な行為です。
これについて千葉県警が捜査を進め、ようやく逮捕に至りました。
また、NEXCOは不正通行ということで、本来払うべき通行料金に“割増金”として、通行料金の2倍額も請求する方針です。つまり、被疑者は3倍分の料金を支払うことになります。
実はこうした不正通行は年に何件も起こっており、単にゲートを強行突破する以外にも、ゲートのスキマを狙って通り抜けるバイクや、トラックなどの大型車の後ろに「カルガモ」のようについていく行為もあります。
さらには、各種割引の不正利用や、偽造ETCカードの使用、あるいは通行券を不正に入手して、実際には遠距離を利用したにも関わらず、近距離だけ乗ったように見せかける詐欺なども横行しています。
こういった不正行為への対策として、NEXCOではかねてより監視カメラを設置するなど、警察と連携して取り締まりを強化。「不正通行は許しません」という啓発ポスターも掲出しています。
今回の事件も、「悪質な不正通行を行った者が逮捕されたことは、料金負担の公平性の確保及び不正通行の抑止につながるものと考えています」と、事件の内容を明かすことで、不正利用者への牽制とする狙いです。
また、「今後も不正通行に対し、毅然とした態度で臨むとともに、警察の捜査に積極的に協力し、不正通行対策に取り組んでまいります」と、不正通行を断固として許さない姿勢を明らかにしています。
なお、ETC機器のトラブルなどでゲートが開かず、悪意なくうっかり突破してしまうこともありますが、こうした場合はNEXCOのお客様センターに連絡し、走行状況を伝えるように呼びかけています。
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SNSなどでは「悪質なのに3倍は少なすぎる」「お金で解決できるのは甘い」「対応が甘すぎて新たな不正を助長しているのでは」といった厳しいコメントが多く投稿されています。
過去に意図せず料金未払いとなってしまったことがあるという人からは「後日支払いの書類が届くよ。住所氏名がわかっているから、踏み倒しなんてできないと思う」という声も寄せられています。
さらに、「法律が抑止力となるよう厳罰化すべき」「正直者がバカを見ることのないようにしてほしい」など、より強い対策を求める声も多く見られました。
日本は罪に対する罰が軽すぎる 罰の見直しをすべてするべきだろう