510万円! トヨタ新「最安価・8人乗りアルファード」がスゴイ! “120万円”も安い「シンプル仕様」どんなモデル? 人気すぎて“買えない”ってマジ?
人気があってもなかなか買えないトヨタの高級ミニバン「アルファード」。2025年1月7日に、廉価版グレード「X」が追加になりました。どのようなモデルなのでしょうか。
「アルファードX」どんなモデル?
トヨタは2024年12月20日に、高級ミニバン「アルファード」の一部仕様変更モデルを発表、新たなPHEVモデルやHEVの廉価版グレード「X」追加し、2025年1月7日に発売しています。

アルファードの初代モデルは2002年に発売され、当時日産「エルグランド」やホンダ「オデッセイ」、それにマツダ「MPV」といった車種がひしめく大型ミニバン市場でシェアを拡大していきました。4代目にあたる現行型が発売されたのは2023年のことです。
今回の一部仕様変更ではPHEVモデルが新たに設定された他、HEVモデルに廉価版グレードの「X」が追加されました。
ボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm、ホイールベースは3000mmです。
エクステリアにおいて特徴的なのは、3眼LEDヘッドランプと大型グリルの主張が強いフロントフェイス。その足元を引き締めるのは、225/65R17のタイヤとシルバーメタリンク塗装を施した17インチアルミホイールです。
インテリアについても本革巻き3本スポークステリングホイールや、6:4で分割可能なファブリック表皮チップアップシートなど、高級感と利便性を両立した仕様です。
9.8インチHDディスプレイオーディオや8スピーカーも付いているため、移動中の車内で音楽も楽しめます。また、廉価版グレードとはいえボディサイズは変わらないため、大人8人がしっかりくつろげる空間となっています。
パワートレインは、2.5リッター直列4気筒エンジンにモーター(交流同期電動機)を組み合わせており、バッテリーにはニッケル水素電池を使用しています。カタログ燃費(WLTCモード)はFFが18.9km/L、E-Four(4WD)が17.5km/Lです。
先進安全設備としてレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)やレーントレーシングアシスト&レーンディパーチャーアラートなどドライバーの負担軽減になる装備の他、プリクラッシュセーフティなど歩行者や自転車の保護を目的とした装備もあります。
ボディカラーはプラチナホワイトパールマイカとブラックの2種類。アルファードらしいシンプルなボディカラーが用意されています。また、ユニバーサルステップ(スライドドア左右/メッキ加飾付)やステップ照明、そしてLEDリアフォグランプなどのオプションも用意されています。
価格(消費税込み)はFFモデルが510万円、E-Fourモデルが532万円となっています。ちなみにZグレードのHEVはFFが635万円、E-Fourが657万円となっているため、120万円以上お得にアルファードに乗れるのがXグレードの魅力です。
販売店のスタッフによると、お客様から次のような反響があるとのことです。
「すでにオーダーをいただいていますが、オーダーが非常に多く受注をストップしている状況です。Xグレードは価格が安いだけでなく、現行型では今までなかった8人乗車が可能なことも人気の理由です。
オプションによっては「ノア」や「ヴォクシー」の最高グレードとほぼ同額で乗れるため、Zグレードほどの装備を不要とするお客様がとても関心を持って下さっています」
※ ※ ※
アルファードのXグレードはシート表皮やホイールサイズなどの変更はありますが、パワートレインは他のグレードと同等であるため遜色ない走行性能を確保しています。
クルマにとって最も大切な要素の一つとも言えるパワートレインが同じで、装備をシンプルにすることでリーズナブルに買えるXグレードは、アルファードオーナーの裾野を広げる画期的なクルマではないでしょうか。
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