全長4.1m! ジープの常識を覆す「最小SUV」がスゴかった! 2WDでEVの「Jeepアベンジャー」驚くべき実力とは?

アベンジャーに弱点はある?

 大満足のアベンジャーですが、数少ない弱点があるとすれば、10.25インチのディスプレイが少し使いづらいことでしょうか。

 スマホのような操作性ですが、何がどこにあるかわかりにくいところがあり、目的の設定にたどり着けなかったり、前の画面に戻れないといったことも。

 ただしこれはオーナーになれば慣れるでしょうし、説明書などを読めば解決する問題なので、あまり気にしなくていいかもしれません。

急速充電するジープ「アベンジャー」
急速充電するジープ「アベンジャー」

 もうひとつ、コンパクトSUVゆえに、大柄な人だと車内が狭く感じられる可能性があります。

 今回、同行者が身長185cmと大柄で、頭が天井にギリギリつかない程度でした。車高が低いので乗り降りするときに頭をぶつけることもあり、その点は注意が必要でしょう。

 とはいえ、ジープデザインのカッコ良さとコンパクトSUVのかわいらしさが共存したスタイリングは、アベンジャーで高く評価される部分だと思います。

 おまけに、小回り性能の高さにより街中でも急なカーブでも運転しやすいのもポイントとなるほか、EVだけど“普通に使える”こともあり、どんなシーンでも優秀なモデルであることを実感することができました。

※ ※ ※

 アベンジャーの価格(消費税込)は580万円(Altitudeグレード)です。

 クリーンエネルギー自動車導入促進補助金が交付され、国から65万円の補助が受けられるほか、地方自治体によってはさらなる補助が交付されることもあり、安く購入することも可能となっています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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