「すぐに燃費良くする方法、あります!」 ボタン押すだけで燃費良くなる!? 運転方法でも変わる? 教習所が教える「悪い運転」とは
ボタンひとつで燃費が改善! そのボタンとは?/ 逆に燃費を悪くする運転方法は?
では、逆に燃費を悪くする運転方法とはどのようなものなのでしょうか。柳瀬橋自動車教習所の担当者の方は次のように話します。
「燃費の悪い運転とは、急がつくような運転方法です。
例えば、急ブレーキや急発進などはエンジンに高い負荷をかけながら走行しているのでより多くの燃料を使うことになります。
また、いつまでも加速をやめず、停止線直前で急停止するということも燃料を無駄遣いすることになるので、教習中に注意をすることも多いです。
他にも、タイヤの空気圧や駐車中など、運転以外の部分でも燃費を下げていることがあるので確認が必要です」

タイヤの空気圧が適切でないと、道路とタイヤの接地面積が変化し、抵抗が増してしまいます。
その状態で走り続けるとエンジンに負荷をかけて走ることになるので結果として燃費を低下させてしまうのです。
また、駐車時にも燃費を改善できるポイントがあります。人の待ち合わせや荷物の乗せ降ろしで長い間車を駐める場合、アイドリングストップではなくエンジンをオフにしましょう。
さらに、夏にはエアコンを使いますが、エアコンの温度を下げすぎて使用すると燃費に悪影響を及ぼすのでこまめに調節することが大切です。
一方で冬は、エンジンの動力を使うエアコン(コンプレッサー)の機能を「AC(エアコン)スイッチ」を押してオフにすることで少しでも燃費の消費を抑えることが出来ます。
スイッチをオフにすると暖かくならないように思えますが、ガソリン車などの暖房はエンジンの排熱を利用しているため、ACスイッチがオフでも送風機能により、車内を暖かくすることが可能です。
つまりボタンひとつで燃費を抑えることが出来るとも言えます。
※ ※ ※
燃費を良くするにはゆっくり発進し、速度を一定に保つことが重要です。
逆に、燃費を悪くさせる原因も知っておくことで燃料の無駄遣いをしないことにも繋がりそうです。
また、クルマに負荷をかけすぎる運転をしないという意識も必要なのかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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