老舗ジムニーカスタムパーツメーカーの「ノマド」に注目! アピオが東京オートサロン2026で32年ぶり復活、「日常を旅する」を体現【PR】

2026年1月9日〜11日に幕張メッセ(千葉市)で開催された「東京オートサロン2026」。ジムニーのスペシャルパーツメーカー「APIO(アピオ)」が32年ぶりに出展し、ジムニー「ノマド」2台を中心に独自の世界観を披露しました。“日常を旅する”を体現したブースをリポートします。

ガレージライフがコンセプト! “温かみのある”ブースを展開

 ここ数年、東京オートサロンで主役級の存在感を示しているクルマは?といえば間違いなく「ジムニー」の名前が挙がるでしょう。とくに今回のショーではあちこちのブースで、昨年(2025年)登場したジムニー「ノマド」のカスタムモデル展示が見られました。

32年ぶりに東京オートサロンへ“帰ってきた”アピオのブース。ジムニー「ノマド」2台を含む計3台のデモカーが展示され、会期中は常に多くの来場者でにぎわっていた

 そんなジムニーのカスタムパーツ・メーカーとして長い歴史を誇るのが「APIO(アピオ)」です。その創業は1969年にさかのぼり、ジムニーを専門に手がけるようになった1980年代後半から数えても、すでに40年近くがたっています。アピオはスズキ「エスクード」でパリダカールラリーにも9年参戦し、レースのフィードバックも活用。その開発力の高さは多くのファンから支持されています。

 そのジムニー・カスタムの老舗「アピオ」が、オートサロンに帰ってきました。前回アピオが出展したのは1994年、まだオートサロンが東京・晴海の国際見本市会場で行われていた頃です。以来、じつに32年ぶりのブース出展となったのです。

インタビューに応えるアピオ代表の河野仁氏。32年前当時の東京オートサロンは、完成車メーカーの出展はなく、どこか“アンダーグラウンド”な空気感が漂っていたと話す。なお32年前のアピオブースでは「エスクード」(TA01型)をローダウンした車両が展示されたとのこと

「近頃、ジムニーのカスタムパーツについて海外からの問い合わせがすごく増えています。そこで、今や世界最大級のカスタムショーとなり、海外からのお客さまもたくさん来場するオートサロンへ出展することにしたのです」と、アピオの河野代表は話します。

 会期中、アピオのブースを訪ねてみると、周囲とは雰囲気の違うブースづくりに目を引かれました。ブース全体が木材とウッドパネルで組み上げられているのです。その一角に設けられた打ち合わせスペースにはウッド素材のテーブルやソファが置かれ、とても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。派手に装飾されたブースが並ぶ中で、そのリラックス感のあるナチュラルな雰囲気がかえって新鮮でした。

壁に並ぶパーツとグッズが映えるアピオのブース。木のぬくもり漂う空間はまるでおしゃれなカフェのようで、東京オートサロンの会場にいることを忘れそうになる

 河野代表は「イベント用ブースは“作っては壊す”というのが当たり前なのですが、それだとゴミになってしまい、もったいない。そこで、いろいろな素材を使ってゴミにしないブース作りをしているという『T-PLASTER』さんの姿勢に共感して、今回ブース製作をお願いしました。結果的に木のぬくもりが感じられる、趣味のガレージのような空間になったと思います」と話します。

 ちなみに「T-PLASTER」は、アピオ店舗の内装も手掛けている企業で、内装の設計施工やリノベーション、家具製作を行っているそうです。

2台のジムニー・ノマドが主役! アピオ流カスタムをチェック

 ブースのメイン展示は2台のジムニー・ノマドです。どちらも前後パンパー、グリル、サスペンション、ホイールなどを交換したアピオ・オリジナルカスタムですが、濃紺のモデルは印象的なサイドデカールが施されたボディ、ルーフキャリアにボートを載せ、アウトドアライフを感じさせるスタイルに。白いモデルは、あえて車幅を狭めたナロー・スタイルに仕立てられています。

メインで展示されたジムニー・ノマドの2台。どちらもアピオ製のパーツをまとっているが、2台それぞれでカスタムのコンセプトが異なっている

 アピオ・カスタムは、ノーマルの雰囲気を残しながら、外観を品よくスタイリッシュに仕上げ、いっぽう機能、性能面はしっかりアップデートされているのが特徴です。過剰過ぎないその「程のよさ」こそが、多くのユーザーから支持されている理由でしょう。

 外装パーツでは、クルマの“顔”を印象付ける、オリジナルデザインのグリルを数多くリリースしています。今回の展示車に装着されていたのは、左右ヘッドライト周りに各4カ所、グリル周囲に10カ所のネジ穴を設けた新製品、「レイヤードグリル」です。

2台ともに装着された「レイヤードグリル」。メッシュグリルやLEDライトを組み合わせることにより、ユーザー自身が作り上げることができる、新しいスタイルとなっている

 レイヤードとは「重ねる」という意味で、グリル自体をカスタマイズできる拡張性をもたせた、画期的な製品といえます。

壁に展示されたグリルの上から2番目が「レイヤードグリル」で、その下にあるバー形状のアイテムが、組み合わせられるLEDのデイランプやマーカーランプ

車高を変えず、走りを変えるサス「ゼロライズ」という提案

 また白いノマドには、アピオ独自のカスタムスタイルが詰め込まれていました。ひとつはオーバーフェンダーの幅を狭くし、林道など日本の狭い道を快適に走破することを目的とした「ナロースタイル」。

あえてフェンダーを、フロント58ミリ(片側29ミリ)、リアを54ミリ(片側27ミリ)狭くすることで、狭い林道なども突破できる走破性を向上させた

 もうひとつは、ノーマル車高のままで走りを向上させる「ZERORISE(ゼロライズ)」サスペンションです。

「ZERORISE」はサスペンションチューニングのカリスマと称される元全日本ダートトライアル・チャンピオンの国政久郎さんが提唱する「スーパーノーマル」コンセプトと、サスペンションのバネの硬さと長さを徹底的に追求し、車高を変えずにベストなバランスを見つけ出す「ゼロタッチ理論」を基に開発された、アピオ独自のサスペンションです。2023年アジアクロスカントリーラリーで総合優勝した青木拓磨選手も開発に携わり、「ZERORISE」というネーミングの名付け親になってくれました。

「ZERORISE」の開発では、あえてショックアブソーバーのガスやオイルを抜き、減衰力が0の状態でもテスト走行が行われる。この状態で安定して走行できるように緻密に計算、設計されているのが同コイルスプリングなのだ

 ジムニーのカスタムといえば、車高をリフトアップし、幅広のタイヤを履かせる方法が定番ですが、車高を変えずに走りを変える「ZERORISE」、あえて車幅を狭める「ナロースタイル」は、どちらも足していくカスタムではなく“引き算”の発想です。ジムニー・カスタムを知り尽くしたアピオならではの提案といえるでしょう。

 また、濃紺のノマドは純正車幅ですが、アピオ製のタクティカルフロントバンパーをジムニーシエラ・ノマドの純正フェンダーと同じ車幅まで拡張できる「ワイドエクステンション」を装着しています。

タクティカルフロントバンパーをジムニーシエラ・ノマドの純正フェンダーと同じ車幅まで拡張できる「ワイドエクステンション」は、東京オートサロン2026で初披露されたアピオのNEWアイテム。新製品の実物をいち早く見られるのも、東京オートサロンの楽しみのひとつ

 展示された2台ともに、アピオのこだわりが詰まったノマドとなっていました。次のページでは、アピオブースに展示された“意外な展示車両”と、オリジナルのグッズについて紹介します。

フェンダーやマフラー、タイヤのチョイスで“別物”に仕上がった2台のノマド。「自分のノマドをどうカスタムするか…」イメージを固めるのにぴったりの展示だった

【画像】「ジムニー」や「ロードスター」がそばにいれば、人生が豊かになるーー東京オートサロン2026「アピオ」ブースの様子をもっと見る(64枚)

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