トヨタ、「スープラ」の二つの条件とは 直列6気筒のFR駆動であること
スープラ開発には大きなサプライズがあった
実はこのモデルには大きなサブライズがあります。ツーリングカーの開発では定評のあるドイツのBMW社との共同開発車なのです。
エンジンはBMWが得意とする直列6気筒を搭載します。プラットフォームという骨格もBMW社と共同で設計されているのです。
「BMWと共同で開発することで、お互いの得意な点を合わせることが可能になりました。開発のスピードも高まりますし、コストを抑えることも可能になりました」(多田哲哉氏)
BMWはこのパッケージングを利用してZ4というオープンカーを発売するようです。ドアは左右の2枚で、リアゲートが大きく開くハッチバックスタイルを採用しています。
エンジンは推定ですが、直列6気筒の3リッターと、その3リッターエンジンにターボチャージャーが組み込まれたハイパワー仕様が準備されていると噂されています。
それが現実だとすると、86よりも力があり高いスピードの出るモデルになります。