スズキ「ジムニー」2人乗りの“トラック仕様”がスゴかった! レトロ顔がカッコいい「ピックアップ スタイル」どんなコンセプトカー?
スズキが「東京オートサロン2019」に出展した「ジムニーシエラ ピックアップ スタイル」とはどのようなモデルだったのでしょうか。
「ジムニーシエラ」に「キャリイ」の荷台を合体!
カスタムカーの一大イベント「東京オートサロン」が毎年1月に開催されます。
2025年は1月10日から3日間のスケジュールで「東京オートサロン2025」が行われ、チューニングショップのカスタムカーが勢ぞろいする予定です。
近年は自動車メーカーも大きなブースを構え、メーカー自らがカスタマイズしたモデルを展示。過去に展示されて注目を集めたモデルのなかから、スズキ「ジムニーシエラ ピックアップ スタイル」を紹介します。
スズキ「ジムニー」は、コンパクトなボディサイズでありながら本格的な悪路走破性を備える四輪駆動車として、1970年の初代モデル誕生以来、多くのユーザーから支持されています。
現在のラインナップは、軽自動車の「ジムニー」と1.5リッターエンジンを搭載した小型車の「ジムニーシエラ」が用意されます。
ジムニーとジムニーシエラのボディサイズはほぼ同じですが、ジムニーシエラではタイヤハウスにオーバーフェンダーが装着され、全幅も広くなっています。
そんなジムニーシエラを“ピックアップトラック”へとカスタムしたのが、ジムニーシエラ ピックアップスタイルです。「東京オートサロン2019」で披露され、話題となりました。
ジムニーシエラ ピックアップスタイルはジムニーシエラのキャビン後方をカットし、スズキの軽トラック「キャリイ」用の荷台を流用・加工した上で取り付け、全長を300mm延長。
これにより、アウトドアレジャーで使用した汚れたグッズを気兼ねなく載せることができる、実用的なピックアップトラックへと変貌を遂げています。
外観にも手が加えられており、タフギア感を実現。フロントグリルは、ジムニー伝統の5スロットグリルではなく、メッシュタイプのグリルに変更されるとともに、「SUZUKI」エンブレムが装着され、レトロ感を演出しました。
また、サイドやリアにはウッド調パネルが装着され、アウトドア感を強調。サイドステップを設けることによって乗り降り性能も高めています。
2人乗りとなった車内では、黄色いシートに赤いチェックを組み合わせたポップなインテリアを実現。遊び心のある内装に仕上げました。
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市販化が期待されたジムニーシエラ ピックアップスタイルですが、現時点で実現していません。
ただし、ジムニーの新モデルとして、全長を伸ばして後席ドアを備える「5ドア仕様」の導入が期待されるなど、ジムニーの新たな展開から目が離せません。
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