トヨタ「ルーミー」のライバル! スズキ「5人乗りハイトワゴン」25年にマイチェン実施! スライドドアがめちゃ便利な新「ソリオ」発表を予告

スズキは2024年12月20日、マイナーチェンジを実施した新「ソリオ」「ソリオ バンディット」を、2024年1月に開催の「東京オートサロン2025」で先行展示すると明らかにしました。

「ソリオ」「ソリオ バンディット」がイメージを一新!

 スズキは、近日中に5人乗り小型スーパーハイトワゴン「ソリオ」「ソリオ バンディット」の一部仕様変更(マイナーチェンジ)を実施すると明らかにしました。
 
 同車は、2025年1月に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されるカスタムカーイベント「東京オートサロン2025」で先行展示されます。

イメージを一新したスズキ 新型「ソリオ バンディット」[現行4代目/2025年マイナーチェンジモデル]
イメージを一新したスズキ 新型「ソリオ バンディット」[現行4代目/2025年マイナーチェンジモデル]

 ソリオは2005年、軽ハイトワゴン「ワゴンR」をベースにコンパクトカーサイズへ拡大した「ワゴンRワイド」に端を発するモデルで、現行モデルは2020年12月に誕生した4代目です。

 現行ソリオのボディサイズは、全長3790mm×全幅1645mm×全高1745mm、ホイールベース2480mm。

 通常モデルに加え、個性的なスタイルと上質な内装を備えたカスタム仕様「ソリオ バンディット」の2タイプがラインナップされます。

 全長3.8m以下の小柄な車体ながら、高い全高を活かして荷室や後席が広々しているほか、後席両側のスライドドアにより優れた乗降性を有するなど、実用性の高さが大きな特徴です。

 現行ソリオのパワートレインは、1.2リッター直列4気筒エンジンと、ISG(モーター機能付発電機)を組み合わせた「マイルドハイブリッド」モデルのほか、駆動用モーターとAGS(オートギヤシフト)、高電圧リチウムイオンバッテリーをを組み合わせた「ハイブリッド」モデルがラインナップされています。

 売れ行きも好調で、2024年度上半期(4月~9月/自販連調べ)に2万5448台を販売。

 スズキの人気コンパクトカー「スイフト」(1万5785台)を上回り、今や同社の小型乗用車トップのポジションに君臨しているのです。

 まもなく実施される予定のマイナーチェンジでは、現行ソリオ初のデザイン変更が実施されます。

 変更点の詳細は明らかにされていませんが、今回公開された公式画像では、ソリオ・ソリオ バンディット共にフロント周りの形状が改められていることがわかります。

 マイナーチェンジ版の新ソリオは、現行モデルのイメージを継承しつつ、フロントグリルのメッキ面が全体的に拡大され、高級感が高められています。

 いっぽう新ソリオ バンディットは、現行モデルとは大きくイメージを変えています。

 フロントグリル部は縦方向に拡大し、バンパー下部まで一体化。その左右に「コの字」型のダークメッキパーツで囲む形状とし、押し出し感の強い“顔面”に一新しました。

 そのスタイルは、ラージクラスの高級ミニバンを思わせる上質さと迫力を生み出しており、見る者に強い印象を与えます。

 この刷新は、国内の同クラスで唯一のライバルであるトヨタ「ルーミー」/ダイハツ「トール」/スバル「ジャスティ」に対し、大きなアドバンテージとなりそうです。

※ ※ ※

 なおスズキでは、マイナーチェンジ版ソリオ・ソリオ バンディットの詳しい情報に関しては、後日正式に発表するとしており、スペックや価格、外観以外の改良点などについては明らかにしていません。

 今回のプレスリリースには「東京オートサロン2025で実車を先行展示」と記載していることから、新型ソリオは2025年1月13日より3日間開催される同イベント以降の正式発売が予想されます。

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