3リッターV6を420馬力にブースト! 日産「“最強”スカイライン」がスゴかった!“ステルスグレー”で存在感アピールした「NISMOロードカー」とは?

前回の「東京オートサロン2024」で日産は、4台の「NISMOロードカー」を展示しました。いったいどのようなモデルが登場したのでしょうか。

日産の「東京オートサロン2024」を振り返る!

 2025年1月10日より、カスタムカーのイベント「東京オートサロン2025」が開催され、注目車両が数多く出展されることでしょう。
 
 そんな東京オートサロンですが、日産は「東京オートサロン2024」にて、4台のNISMOロードカーを一挙に展示し、話題となりました。
 
 なかには希少なモデルも展示されたのですが、どのようなモデルが登場したのでしょうか。

スカイライン史上最強の「スカイラインNISMO」
スカイライン史上最強の「スカイラインNISMO」

 まず、注目されたのは「スカイラインNISMO」です。

 1957年にデビューした「スカイライン」は、半世紀以上の長い歴史を誇るスポーツセダンとして知られていますが、そんなスカイラインに追加されたのが、ハイパフォーマンスグレード「400R」をベースにNISMOがチューニングを施したのがスカイラインNISMOです。

 モータースポーツで培った技術を盛り込んだNISMO専用エクステリアや、専用チューニングがなされたレカロ社製シート、そして当然ながら専用チューニングの足回りや19インチのENKEI製ホイールを装備。

 そして心臓部である3リッターV型6気筒ツインターボエンジンは、専用チューニングコンピュータによって最高出力420馬力・最大トルク550Nmを発生。これは歴代スカイラインで最強とされており、チューニングATとの組み合わせで暴力的とも思えるほどの動力性能を実現していました。

 BEV(バッテリーEV)のNIISMOロードカーとして「リーフNISMO」に続く第2弾の「アリアNISMO」は、東京オートサロン2024で世界初公開されたモデルです。

 状況に合わせて4輪の駆動力を自在に制御し、上質で意のままの走りを提供する電動駆動4輪制御技術をNISMO専用にチューニングした「NISMO tuned e-4ORCE」を搭載し、さまざまなシチュエーションにおいて高いトラクション性能を誇り、電動車ならではの爽快な旋回加速を実現。

 それにともない、システム最高出力は320kW(435馬力・B9モデル)まで高められ、専用のサスペンションやブレーキ、タイヤホイールなどを備えることでスポーツカーのようなライントレース性や思い通りのコーナリングを可能としています。

 もちろんルックスはNISMOロードカーであることが一目で分かるスポーティなもの。NISMO専用BOSE Premium Sound System装着車でNISMOモードをオンにすると、フォーミュラEマシンのようなEVサウンドの演出がなされるのはBEVならではの装備と言えるでしょう。

【画像】カッコいい! これが最強「スカイラインNISMO」です! 画像で見る(30枚以上)

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