若者や女性にも人気 新型「カマロ」は過激なポニー? シボレー
初代シボレー・カマロは1967年に誕生しました。それ以来、富める国アメリカを象徴する2ドアスポーツカーとして人気を誇ってきました。その歴史は半世紀になります。6代目となる新型は、どんなクルマなのでしょうか!?
時代を経て迫力のあるクルマに変貌
新型「カマロ」が日本に投入されました。「カマロ」の特徴は、ポニーカーと呼ばれ、親しまれてきたことです。
ポニーカーとは、4名もしくは5名乗りの2ドアスポーツカーのことです。徹底的に走りだけを追求した2名乗りのスポーツカーではなく、比較的コンパクトなボディに程よいパワーのエンジンを搭載しているクルマなのです。
ポニーとは小型の馬のことです。アメリカ南部では、本格的に乗馬を始める前に小型で従順な性格のポニーで、馬に乗る練習をはじめます。
つまり、若者が最初に手に入れるクルマのことを、ポニーになぞらえたのですね。そのことから、ポニーカーと呼ばれてきたカマロの性格が想像できます。
ただし、時代を経るに従って、根底ではポニーカーという思想を守りながらも、迫力のあるクルマへと変貌していくことになります。