日産「フェアレディZ」をステーションワゴン化!? 美しすぎる「Z ワゴン」が超カッコイイ! 流麗テールの「2ドアワゴン」 大胆すぎる発想の「斬新モデル」CGが凄かった

2025年モデルが発表されたばかりの日産「フェアレディZ」。そんなフェアレディZをステーションワゴンにしたらどうなるのでしょうか。

これは美しい… 「Zワゴン」あってもいいのでは?

 日産は2024年11月8日、新型「フェアレディZ」2025年モデルを発表しました。カラーの追加や仕様変更などが図られるとともに、現行型発売直後より停止していた受注受付を再開しています。
 
 そんなフェアレディZですが、国産スポーツカーの定番としてさまざまなカスタムのベースにもなっています。なかには、ボディ形状を変更してしまうという発想を持つ人もいるようです。

えーっ! 「Zのステーションワゴン」が意外すぎ!(Photo:Sugarchow(@sugardesign_1))
えーっ! 「Zのステーションワゴン」が意外すぎ!(Photo:Sugarchow(@sugardesign_1))

 フェアレディZは1969年に登場した日産の2ドアスポーツカーです。

 2ドアオープンスポーツカー「ダットサン フェアレディ」の後継モデルにあたりますが、オープンボディを廃し、流麗で美しいファストバックスタイルを採用。

 また、歴代モデルでは高性能な6気筒エンジンやハンドリングに優れたFR駆動を採用しており、デザインだけでなく高い走行性能なども人気を博すロングセラーモデルです。

 現行型(RZ34)は6世代目で、2022年6月に発売されました。2008年登場の「Z34」型を大幅刷新したモデルで、内外装の一新だけでなくパワートレインも変更されています。

 内外装デザインの随所には初代の「S30型」や4代目の「Z32型」など、歴代フェアレディZでも特に人気の世代をオマージュした意匠が採用されました。

 全体的なスタイルはロングノーズや低重心のリアスタンスとしており、これはS30型に類似。LEDヘッドライトは、初代の「240ZG」を彷彿とさせるふたつの半円をイメージ。

 そしてリアコンビネーションランプは、Z32型をイメージしたデザインに最先端の技術を取り入れ、新たに3DシグネチャーLEDテールランプを採用して「Z」らしさを表現しました。

 パワーユニットには、これまでの3.7リッターV型6気筒自然吸気エンジンに代わり、最大出力405馬力・最大トルク475Nmを発揮する新開発の3リッターV型6気筒ツインターボエンジンを新採用。

 これに6速MTと新開発の9速ATを組み合わせ、後輪を駆動します。

 2025年モデルのフェアレディZは、SOSコールが全グレードに標準採用されたほか、ボディカラーを一新。

「GT-R」にも設定された「ワンガンブルー」のほか、「ミッドナイトパープル」「バイブラントレッド/スーパーブラック 2トーン」「ブリリアントホワイトパール/スーパーブラック 2トーン」といった新色が追加され、全11色が用意されました。

 価格(消費税込)は549万7800円から930万2700円です。

 さて、そんなフェアレディZですが、優れたデザインなどから多くのユーザーからさまざまなカスタムが施されて楽しまれているほか、CGによる無限大のカスタムも行われています。

 過去には、中国・杭州に住むカーデザイナーのSugar・Chow氏がステーションワゴン(シューティングブレーク)風にカスタムした「フェアレディZワゴン(以下、Zワゴン)」も存在しました。

 氏のZワゴンはボディ後半を延長。ルーフはなだらかな曲線を描いてテールゲートまで連続する形状とし、完全なシューティングブレークスタイルとなっています。

 またボディサイドにあしらわれるシルバーのモールもテールにかけて流れるような形状となり、上品な雰囲気も感じさせます。

 あくまでもCGですが、もとから存在していたような完成度の高さに、「無理しても手に入れたい」「むしろこっちのほうが格好良く見える」「これはこれで面白い!」など、市販化を求める声も多数寄せられました。

 とはいえフェアレディZそのままのスタイリングのほうがよいとする人もいるようです。

 ちなみに、ハイパフォーマンスなステーションワゴンやシューティングブレークは、高い積載性と動力性能を両立できることや、一見すると遅そうな見た目をしている「羊の皮を被った狼」のギャップが支持されるのか、一定の需要があります。

 海外ではBMW「M3 ツーリング」やアウディ「RS4 アバント」、日本でも日産「ステージア オーテックバージョン 260RS」や三菱「ランサーエボリューション ワゴン」などが存在し、一部に根強い人気を誇ります。

 もちろん、Zワゴンはあくまでも“空想”でしかないものであるため、市販化の実現には非常に高い難易度がありますが、ハイパフォーマンスワゴンの形としてのZワゴンの発想は決して驚くべきものではありません。

 過去にはこうしたCGから着想を得て実車をカスタムするといった例もあり、国外のカスタムカーショーで見事に賞を獲得したケースもあります。

 もしかしたら今後、このZワゴンが現実となる可能性はゼロとは言い切れません。

【画像】超カッコいい! これが「フェアレディZ ワゴン」です!(66枚)

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1件のコメント

  1. Zいいですね~
    アコードエアロデッキのようで纏まっていますね!
    市販化に期待!

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