新型「GTスポーツカー」世界初公開! 「23インチホイール」×流麗“ドラマチック”デザイン採用! ロングノーズが美しすぎる「TYPE 00」登場! 「新生ジャガー」ついに始動へ

ジャガーブランドは2024年12月3日、米国の「マイアミ・アートウィーク」で新型「TYPE 00」を世界初公開しました。

新生ジャガーがついに始動へ

 英国初の高級車ブランド「ジャガー」ブランドは2024年12月3日、米国の「マイアミ・アートウィーク」で新型「TYPE 00」を世界初公開しました。
 
 また、2025年後半には英国で4ドアGTを製造すると明らかにしています。

ジャガー新型「TYPE 00」
ジャガー新型「TYPE 00」

 ジャガーは1922年に設立。当初から高級車メーカーとして創業しており、特に第二次大戦後は「XK120」や「Eタイプ」などのスポーツカーを手掛け、モータースポーツでも華々しい活躍を見せています。

 以後は主に「XJ」に代表される乗用車をメインとし、その後ランドローバーとともにフォードやインドのタタの傘下になるなど経営が複数回変わります。近年は「Eペイス」や「Fペイス」といったSUVなども手掛けるようになりました。

 2021年、グローバル戦略「REIMAGINE」により、内燃機関車の廃止がアナウンスされ、2025年には全ラインナップをフルEV化することを宣言。これの実現に向けて、現行ラインナップを次々に生産終了し、伝統のあるXJも終了しています。

 そして2024年11月、新生ジャガー誕生を示唆するビジュアルアイデンティティを発表しました。

 新しいジャガーの方向性を示すクリエイティブフィロソフィー「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」を基本に、創業者ウィリアム・ライオンズ卿の信念である「Copy Nothing」を継承した新ブランドの展開を予告しています。

 これに続いて今回、新世代ジャガーのニューモデルを示唆するものとしてGTスポーツカーのコンセプトモデルTYPE 00が発表されたのです。

 ジャガーによれば、TYPE 00は「最高傑作の一例。将来のJAGUARにインスピレーションを与える、力強いステートメント、憧れ、大胆なフォルムと豊かなプロポーションを備えたコンセプトモデル」だといいます。

 具体的にはほかに類を見ないユニークな個性をもち、電気自動車(EV)の常識を覆す独創的なデザインを採用。長いボンネット、流れるようなルーフライン、ファストバックのプロファイル、23インチのアロイホイールなど、ドラマチックなシルエットに仕上げています。

 またTYPE 00は、マイアミピンクとロンドンブルーという2種類を制作。マイアミピンクはアイコニックなアールデコの雰囲気を反映し、ロンドンブルーは英国の伝統を表現したとしており、伝統と格式を重んじたジャガーの方向性を体現しています。

 さらに、2025年後半に発表予定の4ドアGT新型車についても言及。

 新型車は専用の「JEA(Jaguar Electric Architecture)」を採用。WLTPモードで770km(478マイル)、EPAモードで692km(430マイル)の最大航続距離と、15分で321km(200マイル)分を急速充電できることをターゲットに開発するとしています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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