「ハイオク」「レギュラー」違いは燃えにくさ 入れ間違いで起こるトラブルとは?
アメ車にはレギュラー仕様車も存在!軽自動車の「軽」は「軽油」の意味ではない
いっぽうで輸入車でもアメリカ車にはレギュラー仕様車が存在するのは、アメリカには日本のレギュラーと同程度のオクタン価のガソリンも使われているからです。
そんな背景も考えながら、ガソリンの違いを知ると面白いですね。
ちなみに、レギュラー仕様車にハイオクを入れるのはまったく問題ありません。価格は少し高いですが、ハイオクにはエンジン内部の洗浄成分が含まれているので、エンジン内の汚れを除去する効果もあります。
ところで、「軽自動車」の燃料はどれなのかご存知でしょうか?
「軽」だからといって燃料は「軽油」ではありません。軽油はディーゼルエンジンに使う燃料であり、軽自動車はディーゼルエンジンではなくガソリンエンジンを積んでいるからです。ちょっと紛らわしいですが、軽自動車に軽油を入れると高い確率でエンジンが壊れて安くはない修理代が必要となるのでご注意くださいね。
【了】
Writer: 工藤貴宏
1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。