マツダ新型「コンパクト“SUV”」発表! 新エンジン搭載&豪華「なぎさ仕様」設定アリ! まさに“小さな高級車”な「シーエックス サーティー」欧州に登場

マツダの欧州法人は、2024年10月29日、2025年型「CX-30(シーエックス・サーティー)」を発表しました。どのようなクルマなのでしょうか。

“なぎさ”もあるマツダ「CX-30」

 マツダの欧州法人は2024年10月29日、コンパクトSUV「CX-30」の新たな2025年型を発表しました。

新エンジン搭載!
新エンジン搭載!

 CX-30は、マツダが製造、販売しているクロスオーバーSUV。2019年に発売され、現在日本市場と欧州市場を中心に、世界で展開されているグローバルモデルです。

 今回発表された2025年モデルでは、従来の2リッター「e-Skyactiv X」エンジンに加えて、2.5リッター「e-Skyactiv G」エンジンを新たに搭載しました。

 また、アレクサ音声アシスタントシステムが搭載され、車内でのシームレスな音声制御が可能になっています。

 さらに、マツダオンラインナビが採用されたことにより、最新の道路交通情報や施設情報に基づいたナビゲーションができるようになりました。

 このほか、安全装備として、自動緊急ブレーキ、インテリジェントスピードアシスト、クルージング and トラフィックサポートなどの機能がついたi-Activsenseを搭載しました。

 先述したエンジンのスペックは、2リッター e-Skyactiv Xエンジンが最高出力186馬力/6000rpm・最大トルク240Nm/4000rpm、2.5リッター e-Skyactiv Gエンジンが最高出力140馬力/3300rpm・最大トルク238Nm/3300rpmを発生。

 前者はマツダ独自のSPCCI(火花制御圧縮着火)テクノロジーを採用しており、スポーティなガソリンエンジンの特性と、ディーゼルエンジンの効率性を兼ね備えているのが特徴です。

 後者はマイルドハイブリッドシステムを備え、前者と比較して燃費の向上と地球環境への配慮を実現しました。

 また、従来モデルで導入された特別仕様車である「Nagisa(なぎさ)」は、2025年モデルでも継続して登場。

 Nagisaは、18インチのブラックアルミホイール、くすんだオレンジ色のアクセントがついたブラックのインテリア、アメリカの音響機器開発企業であるBose社製のサウンドシステムを備えている、贅沢な仕様となっています。

 2025年型CX-30のボディカラーは全10色から選択可能で、価格はイギリスを例に挙げると、2万5415ポンド(約501万円)から販売中です。

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Writer: パワーボム

関西大学社会学部卒業後、某CS放送局運営のメディアにてライターとしてのキャリアをスタート。自動車ブログの立ち上げから携わり、主にトヨタ車やレクサス車、キャンピングカーを中心に取材記事を多数執筆する。

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