最近の新車「高すぎ」! 高級車でも”負担少なめ”な「お買い得モデル」あるってマジ!? 見分ける方法とは

新車を買うとき、将来の売却価格(いわゆる「リセールバリュー」)を事前にわかる方法があるといいます。どのようなことをすれば良いのでしょうか。

どうせ買うなら「リセールバリュー」の良いクルマがイイ!

 新車を買うとき、将来の売却価格(いわゆる「リセールバリュー」)を意識する人は少ないかもしれません。しかし事前にわかるならどうでしょうか。
 
 数多くの新車のなかから、結果的に支払いの負担を軽減させる「お得なモデル」を見つける方法について紹介します。

[画像はイメージです]
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 数年前までは、リセールバリューを確認するのは困難でしたが、現在はインターネットで誰でも簡単に調べることができます。

 なぜそうなったかの背景に「一般社団法人自動車公正取引協議会(略称:公取協・AFTC)」の存在があります。

 公取協は、ユーザーへ安心してクルマを買えるよう「適正表示」を推進しています。

 例えば中古車販売サイトでは、かつては車両価格のみの表示ばかりだったところ、現在では諸経費を含めた支払総額の表示がされるようになりました。

 2020年3月19日、公取協は『「割賦販売価格や個人リース料金の明瞭な表示に関する規約運用の考え方」の策定について』という通達を行いました。

 その通達の中で「割賦販売やリースに関する支払例を表示する場合、月々の支払額のみで購入、またはリースできるかのように誤認されることがないよう、販売価格や販売条件等の明瞭な表示」をすることを定めました。

 その主要な表示方法は、「月々の支払額の表示の近接した箇所に一体として視認できるよう、その他の支払条件等を表示すること」「月々の支払額との大きさのバランスに留意すること」「割賦販売価格やリース料金を表示する場合も、消費税込価格を表示すること」の3点でした。

 この「その他の支払条件等を表示」の中には、個人向けカーリースにおいては「リース終了時の条件等」が含まれています。具体的な条件はいくつかあり、リース終了時の残存価格ないしはユーザーが買取するときの価格もあります。

 そして「リース終了時の残存価格ないしはユーザーが買取するときの価格」が、リセールバリューを調べる情報源となります。

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