約100万円のマツダ「“超レトロ”ロードスター!?」がスゴイ! “カクカク”な「旧車デザイン」が超カッコイイ! 次期型にも期待のダックスガーデン「ナイチンゲール」とは
丸目ライトのレトロなスタイルを持つオープンスポーツカー「ナイチンゲール」。その正体について探ります。
めちゃカッコいいマツダ「“超レトロ”ロードスター!?」の正体とは
ユニークなスタイルを特徴とするオープン2シータースポーツカー「ナイチンゲール」とは、いったんどのようなクルマなのでしょうか。
その狙いについて、製作した「DUCKS-GARDEN(ダックスガーデン)」(茨城県鉾田市)に話を聞きました。
ナイチンゲールは、マツダ「ロードスターRHT(3代目:NC型)」をベースに、ダックスガーデンがオリジナルのボディキットを用いてモディファイしたカスタマイズカーです。
ナイチンゲールと聞いた際、イギリスの看護婦、フローレンス・ナイチンゲールがロードスターのカスタマイズカーとどのような関係があるのか疑問がわきました。
担当者に名前の由来を聞いたところ「オーナーの好きな機動戦士ガンダムのモビルスーツの機体名から頂きました。開発コードネームです」とのことでした。
確かにナイチンゲールはロードスターにモビルスーツをまとったような精悍なデザインになっていることから、その由来についてもうなずけます。
エクステリアは、カスタムカーイベント「東京オートサロン2017」のコンセプトカー部門で優秀賞に選ばれるなど、高い評価を得ています。
丸みを帯びたデザインが特徴のNC型ロードスターをベースに、オリジナルのボディキットをまとうことで、まるで旧車のような丸目2灯ヘッドライトやスラントノーズに変貌。クラシックでありながらモダンなデザインを実現しています。
製作元のダックスガーデンはナイチンゲールについて、「マツダの名車『ファミリア ロータリークーペ』をモチーフに、大人が満足できるカスタムカーを追求し開発した」と説明しており、ボディ各部の造形を観察することでその片鱗を見てとることができます。
なお担当者によると、ユーザーから好評を得ているポイントは、NCロードスターに見えないワイド感でグラマラスなところだそうです。
実質は片側4mmの拡張なのですが、100mmくらいワイドに見えるとのコメントもあるそうです。
またナイチンゲールのもう1つの魅力が「安心して公道走行が可能」という点です。
このボディキットをフル装着したロードスターは、すべての変更箇所において車検に対応する構造を採用。さらに可能な限り無加工で装着できるよう、ボルトオンおよびボンドオンで大半のパーツが装着完了するボディキットとなっています。
例えばフロントバンパーやリアバンパーは純正パーツを外した箇所にボルトオンで取り付けることができ、前後フェンダーカバー及びトランクスポイラーはパネルボンドで貼り付けることでカンタンに固定することができます。
ただし、リアフェンダーの一部やリバースランプの取り付けなどの一部箇所には加工が必要であったり、リアバンパー脱着に伴うナンバープレートの再封印は必要となるなど注意点もあるので、カスタムを希望するする人は事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
なおナイチンゲールのボディキットは公式サイトでの購入が可能で、価格(消費税込)は、104万5000円となっています。
ちなみに、ナイチンゲールの購入者はどのような方か聞いたところ「45歳から55歳ぐらいの方が多く、最近では20代ぐらいの男性からも問い合わせが増えている」とのことでした。
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実は、このカスタマイズカーは、茨城県鉾田市が「ふるさと納税」の返礼品としてラインナップをされたこともありました。しかし残念ながら現在では募集を終了しています。
募集が終了となった理由については、大変高価な商品だったことと、総務省の制度変更のため終了してしまったとのことでした。
なお、今後の展開についてご担当者に聞いたところ、現行モデルのND型ロードスターでも同様に製品化して欲しいとの要望がユーザーから複数寄せられているといいます。
同社ではすでにND型向けのフルエアロパーツを発売中ですが、カスタムコンプリートについてもトライしたいとのことでした。
すでにロードスターを所有している人、あるいはこれから購入する人は、カスタムの手段のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。
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