全長4.3m以下! マツダ最小「小さな高級SUV」何がイイ? アンダー230万円の「CX-3」いま狙うべき理由とは

「デミオ(現:MAZDA2)」をベースとしたコンパクトSUVとして「CX-3」がラインナップされます。2015年のデビューから9年が経過したロングセラーですが、その魅力を検証してみました。

コンパクトかつスタイリッシュな「CX-3」の魅力とは?

 マツダのSUVで最も小さいモデルが、「CX-3(シーエックススリー)」です。「デミオ(現:MAZDA2)」をベースにしたBセグメントのコンパクトSUVとして2014年に発表、2015年に販売が開始され、息の長い人気SUVとして認知されています。

高級感漂う「CX-3」のインテリア
高級感漂う「CX-3」のインテリア

 登場から9年が経過したロングセラーですが、ほぼ毎年のように改良が加えられ、2023年にはコネクティッド機能がアップグレード。さらに贅を極めた特別仕様車が登場するなど、いまだ商品力は衰えていません。

 CX-3の魅力とはどのようなところにあるのでしょうか。

 CX-3はマツダのデザインテーマ「魂動」を採用した第5弾として2014年に世界デビューしました。

 MAZDA2の前身であるデミオをベースにクロスオーバーSUV化。流れとしては「MAZDA3」をベースにSUV化した「CX-30」と同じ路線で、クラス的にはCX-3は弟分に当たりますが、デビューはこちらのほうが先でした。

 CX-3のサイズは、全長4275mm×全幅1765mm×全高1550mmで、マツダのミドルクラスSUVの「CX-5」(全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mm)に比べてもかなり小柄なボディです。

 そして1550mmという低めの全高は機械式の立体駐車場にも収めることができ、都市部のユーザーから重宝されています。

 CX-3のデビュー当時に話題となったのが搭載されるエンジンで、コンパクトカーとしては珍しい1.5リッターのクリーンディーゼルエンジン(「SKYACTIV-D」)を搭載(のちに1.8リッターに変更)。2017年に2リッター、2020年に1.5リッターのガソリンエンジンモデルを追加しています。

 通常、BセグメントのコンパクトカーやSUVはガソリンエンジンが定番ですが、1.5リッターや1.8リッターという、ディーゼルとしては小排気量でもスムーズに走ることができるのは、マツダの「SKYACTIVエンジン」の技術の高さを証明しているとも言えます。

 CX-3のデザインはクーペ感が強く、内外装の質感の高さは「小さな高級車」と呼べるもの。オフロードより市街地走行をメインとしたクロスオーバーという表現がしっくりくるモデルになっています。

 ネット上でのCX-3の評価を見ると、そのキャラクターがより色濃く感じられます。「スタイリッシュでカッコいい」という評価が多い反面、車内の狭さ(特に後部座席やラゲッジスペースの小ささ)を指摘する声がほとんど。

 これはデミオの居住性によるところが大きく、当時のコンパクトカーの設計だったことと無縁ではないでしょう。

 ただし、CX-3オーナーのほとんどが車内の狭さは承知の上で、それでもこの精悍なスタイルに魅力を感じて購入しているようです。

 また、SKYACTIV-Dエンジンは、豊かなトルク(270Nm)によって数値以上の加速感が味わえ、かつ静粛性も合格点とあって高評価。

 ディーゼルエンジンは燃料代(軽油)が安いものの、オイルや付随するパーツが専用品となるため思ったより維持費が安くないのが難点ではありますが、それを補う動力性能があることはデビューから9年経っても十分なセールスポイントと言えそうです。

 またインテリアの質感も高く、所有した満足感はかなり高そうです。

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