驚き!? 実は「新東名」ってまだ「全線開通」してないんです! 「ブツ切れ区間」って一体どこ?工事はどうなったんでしょうか

首都圏から名古屋方面への「第2ルート」となる新東名高速は、着工から30年が経過しても、まだ全線開通には至っていません。未開通部は一体どうなっているのでしょうか。

いよいよ「残り1区間」の現在

 東名高速のサポート役として、首都圏から名古屋方面への「第2ルート」となるのが、新東名高速です。
 
 静岡県内ではとっくに開通していますが、実はまだ、新東名としては全線開通には至っていません。
 
 未開通部は一体どうなっているのでしょうか。

新東名の秦野丹沢SA付近(画像:NEXCO中日本)
新東名の秦野丹沢SA付近(画像:NEXCO中日本)

 新東名の開始地点となるのは、圏央道と接続する「海老名南JCT」で、そこからしばらく開通済みです。

 伊勢原JCTで東名と交差し、東名の北側を進みますが、そのまま静岡県内へ行けるわけではありません。実は、途中の新秦野ICで「ブツ切れ」になっているのです。

 静岡県側では、2021年に新御殿場ICが開通し、そこから終点の豊田東JCT(愛知県)までずっとつながっています。

 つまり、新東名の「未開通区間」は、新秦野IC~(県境)~新御殿場ICだけです。

 しかし、ここがつながってくれないと、神奈川県内で新東名に乗る意味がほとんどありません。途中で高速を下ろされて、狭い国道246号で延々と新御殿場ICまで行かないといけないからです。

 そのため現在、ほとんどのドライバーは、東名で静岡県内まで入り、御殿場JCTで新東名へ入っていきます。

 神奈川県内の新東名の存在価値と言えば、東名の渋滞を避けて圏央道へ行くために「伊勢原~海老名南」をバイパスとして使うくらいと言えるかもしれません。

【画像】超便利!? これが「新東名」未開通区間のルートと工事状況です(20枚)

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