驚き!? 実は「新東名」ってまだ「全線開通」してないんです! 「ブツ切れ区間」って一体どこ?工事はどうなったんでしょうか
で、「ブツ切れ区間」つながるのはいつ?
それでは、新東名のこの未開通区間はいつになったらつながるのでしょうか。もし繋がれば、海老名南JCTから愛知県までずっと「新東名だけ」を走って到達することができます。東名の「秦野中井IC付近」の大渋滞も、交通が分散して、かなりの混雑緩和が期待されます。
現時点で、新秦野~新御殿場の開通予定は「2027年度」です。
最初の計画では2020年度開通でしたが、難工事で2回の延期がありました。難工事になっている最大の原因は「高松トンネル」です。
高松トンネルは神奈川県松田町と山北町にまたがり、延長は東京方面(上り線)が2851m、静岡方面(下り線)が2864mという長大トンネルです。
高松トンネルの掘削開始は2020年。実際に掘っていくと予想よりも地質が悪く、掘削面が崩れたり、断面にゆがみが生じたり、湧水が発生したりと、とにかく悪地盤に悩まされてきました。
そうしたイレギュラーな地質に対処すべく工法の見直しなどを行い、慎重に工事を進めざるを得なくなったため、開通工期に遅れが生じたのです。
現時点で公表されている工事進捗は、2023年11月時点で「上り線1518m、下り線1372m」となっています。それから1年を迎え、また技術検討委員会が開かれ、最新の進捗状況が明らかになっていきそうです。
なお、その他の工区では切土や高架部、橋梁が完成形に近づいています。特に、東名からも見える巨大なアーチ橋「河内川橋(仮称)」は、2本の橋脚から少しずつアーチが両側へ伸びていき、10月初頭の時点で、互いのアーチが間もなく接続しそうな状況となっています。
とにもかくにも、高松トンネルが順調に、このままのペースで無事に進むことができるのか。それが「2027年度開通」のための条件となりそうです。1993年の着工からはや30年が経過し、いよいよ「ダブル高速ルート」は悲願の完成に近づいています。
先見性のない政治家の判断により、4車線の開通
2年前、開通してると思って静岡方面から東京方面に向かう途中の新御殿場インターで降りてしまったことがある
何か辺鄙なところで迷いそうになったが何とか御殿場インターに乗れた
ただその手前の道路の動きがめちゃくちゃ悪い
途中に左折車がいると後ろが詰まり右車線から抜かされ左車線に入りこまれるのが何度も続いた
その先はアウトレットへの道なので左車線へ行くのがほとんど
休日は動かないのが予想される