ホンダのフィリピン法人はコンパクトカー「シティハッチバック」の新たな改良モデルを2024年6月14日に発売しました。

　これについてSNSなどでは様々な反響が集まっています。

　初代シティは1981年に登場。「トールボーイ」と呼ばれる背の高いハッチバックモデルとして、若者を中心に大ヒットしました。

　その後1986年に登場した2代目からはワイド＆ローなボディへと路線変更。人気が低迷し、1995年をもって国内販売を終えました。

　それから10年後の1996年、シティの名は新興国向けのコンパクトセダンへと受け継がれることになり、最近では2019年に7代目が登場。

　派生モデルとしてハッチバックモデルが加わるなど、今でも進化を遂げています。

　フィルピンで展開されるシティハッチバックは、「RS」グレードのみの設定でスポーティな内外装が特徴的です。

　ボディサイズは全長4349mm×全幅1748mm×全高1488mm、ホイールベース2600mm。日本で販売されている「フィット」よりひと回り大きなサイズ感です。
　
　パワーユニットは最高出力121ps／最大トルク145Nmを発生する1.5リッターガソリンエンジンで、CVT（パドルシフト付き）を組み合わせています。

　今回の改良のなかで、とくにエクステリアが大きく変更され、グリル上部のガーニッシュがスリムになり、その分、開口部が拡大。バンパーデザインの変更と相まって、より精悍な顔つきとなりました。

　またインテリアではシート表皮がファブリックから合成皮革に変更されました。

　このほか、安全運転支援システムのアップデートや4.2インチTFTメーターの追加、さらに新色としてグレーがかったブルーカラーが設定されています。

　改良された新シティハッチバックの価格は 118万9000ペソ（約320万円）です。

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　フィリピンでの新シティハッチバックの登場に「デザインいいね！」「かっこいい」と高評価の声、また「この色いいな」「好きな色だわ」と新色に反応する声も。

　ほかにも「日本でも販売すれば結構売れると思うんだけどなあ」「このくらいの大きさのクルマがほしい」と日本導入を望む声も寄せられるなど、さまざまな反響が集まっていました。