フェラーリ「F40」を“街道レーサー”化!? 6本出し竹槍マフラー+デッパ装備で「“億超え”チバラギ仕様」! 非現実的すぎるCGが超カッコイイ
7月5日に公開された映画「フェラーリ」。この映画は世界中のクルマ好きが欲しがる高級スポーツカーメーカー「フェラーリ」の創業者「エンツォ・フェラーリ」を題材にしています。そんなフェラーリが生み出した数々のクルマ中でも名車と呼ばれる「F40」を、まさかの街道レーサー化したCGをメキシコのカーデザイナーであるアビメレック・アレラーノ氏が作成していました。
フェラーリ「F40」に6本出し竹槍マフラー!?
7月5日に公開された映画「フェラーリ」では、イタリアの高級自動車メーカー・フェラーリを創業したエンツォ・フェラーリの姿が描かれています。世界中のクルマ好きが欲しがる名車を数々生み出してきたフェラーリですが中でも「F40」は多くの支持を集める1台です。
そんなF40に、メキシコのカーデザイナーであるアビメレック・アレラーノ氏はユニークなカスタムを施したCGを公開しています。
アレラーノ氏は、これまでも1954年式メルセデスベンツ「300SL」のローライダー仕様や1989年製のベントレー「ベンティガ」、6輪仕様のランボルギーニ「LM002」など、凄まじいカスタムモデルをCGで作っています。
そんなアレラーノ氏の作品の中に、F40のカスタマイズモデルがあります。
同車はフェラーリ社の創設40周年を記念して作られた特別なモデル。パワートレインには最高出力478馬力を発揮する3リッターV型8気筒ツインターボエンジンをミッドシップレイアウトで搭載。
さらに、カーボンファイバーを始めとするさまざまな軽量素材を用いて車体重量を1250kgまで抑えた、まさしくハイパーカーです。
最高速度は時速324キロ。これは決してカタログ上ではなく、自動車メディアのテストなどでも実際に時速324キロを記録していたそうです。
そんなF40のフロント・サイド・リアに個性的なエアロパーツを装着。特に、フロントフェイスに付いている往年のレーシングカーを彷彿とさせる巨大なチンスポイラーが目を惹きます。また、ヘッドライトはイエローの物に換装されています。
大きく張り出したフェンダーの中には小さなタイヤが収まっています。さらに、リアにはド派手なウイングと6本出しの竹槍マフラーを装備。その姿は、まさしく昭和の「街道レーサー」です。
アレラーノ氏は、このカスタムCGについて自身のSNSで次のようにコメントしています。
「この街道レーサーF40の非常に興味深いスタイルは日本から来たものです。
80年代中盤から後半にかけてのグループ5のレーシングカーをベースに、ワイドアーチなどアニメーション的な表現を用いて、レース用とは思えない仕上がりになっています。
このカスタマイズを行う可能性はほとんどありませんし、絶対におかしいですが、私はこういうクルマが大好きです」(編集部訳)
※ ※ ※
その凄まじいスペックにより、操作性はプロのF1ドライバーさえ持て余す操作性だったF40。しかし、それらも含めプレミアムな価値を誇っており、現行のオークションでも1億円以上で取引されています。
そんなF40の街道レーサー化を実現するオーナーはなかなかいないと思いますが、ユニークなアイデアなのは間違いないでしょう。
うわ、だっせ・・・・