テールゲートが観音開き!? めちゃ便利なトヨタ「“斬新”ハイエース」が存在! 豪仕様の「バーンドア」どんなモデル?

商用バンとして人気のトヨタ「ハイエース」は、海外では進化した「300系」が販売されています。オーストラリアで販売される300系ハイエースにはユニークな仕様があるのですが、どのようなモデルなのでしょうか。

海外で販売される「300系ハイエース」とは?

 トヨタの商用バン「ハイエース」は、広い室内空間による積載性の高さや、丈夫なシャシ・ボディなどによる信頼性、堅牢性の高さが評価され、1967年登場以来、全世界で人気を得ています。
 
 昨今は、業務で使用するプロユースはもちろん、一般ユーザーがキャンピングカーやカスタムカーのベースとしてハイエースが活用されることも増えました。

ユニークな仕様の「300系ハイエース」
ユニークな仕様の「300系ハイエース」

 さまざまな用途において使い勝手が良いハイエースですが、オーストラリアでは日本とは異なるハイエースが存在しています。

 日本のハイエースは2004年に発売された「200系」ですが、海外では2019年に新型ハイエース(300系)が投入され、東南アジア向けを皮切りに発売。

 200系が前席下にエンジンを配置する「キャブオーバー型」であるのに対して、300系は衝突安全性をより向上させるために、一般的な乗用車のようにエンジンを前方に配置する「セミボンネット型」を採用しました。

 そして、オーストラリアでも海外向けの300系ハイエースが販売されています。

 同市場では2022年8月に改良モデルが発表され、テールゲートを縦に分割して観音開きが可能な「バーンドア」グレードが追加されました。

 バーンドアグレードは「LWB」および「SLWB」の全車(クルー/コミューター/LWBマニュアルバンを除く)に設定。テールゲートが左右にワイドに開き、荷室へのアクセスが容易におこなえます。

 オーストラリア仕様のハイエースのエンジンは、130kW/450Nmを発生する2.8リッターディーゼルターボエンジンを搭載(コミューターは120kW/420Nm)。

 トランスミッションは6速ATが組み合わされ、LWBバンでは6速MTも選択可能です。

 先進機能として、衝突回避安全システムや車線逸脱警報、道路標識アシストが装備され、ドライバーを支援するほか、トヨタコネクテッドサービスが搭載されており、利便性も確保しています。

※ ※ ※

 オーストラリアでのハイエースの価格は4万4760豪ドルから7万2760豪ドル(日本円で約459万円から約746万円)です。

 観音開きのテールゲートを備えたバーンドアグレードは4万7510豪ドルから5万6070豪ドル(約487万円から約575万円)で販売されます。

【画像】カッコいい! これが観音開きの「300系ハイエース」です! 画像を見る(30枚以上)

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