25年ぶり復活!? トヨタ新型「スターレット“クロス”」公開! 全長4m以下ボディ&MT設定もある「コンパクトSUV」南アで登場

2024年7月中旬、トヨタの南アフリカ法人は、公式ウェブサイトにて新型「スターレット クロス」を公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

トヨタ新型「スターレット クロス」公開

 2024年7月中旬、トヨタの南アフリカ法人は公式ウェブサイトにて新型コンパクトSUV「スターレット クロス」を公開しました。

 同車は、他市場では「アーバンクルーザー タイザー」と呼ばれるスズキ「フロンクス」の姉妹車です。

スターレットのSUVというと25年ぶり復活! トヨタ新型「スターレット クロス」
スターレットのSUVというと25年ぶり復活! トヨタ新型「スターレット クロス」

 日本でスターレットといえば、1970年代から1990年代にかけて生産されたコンパクトカー。1999年8月に登場した世界戦略車「ヴィッツ」によって、約四半世紀にわたる歴史に一旦は幕を下ろしています。

 一方2020年に、南アフリカで21年ぶりにその名が復活し、以降アフリカ諸国へ販売エリアを広げています。この復活を遂げているスターレットは、「純トヨタ車」ではなくスズキがインドで生産している「バレーノ」というコンパクトカーのOEM(相手先ブランドによる生産)車です。

 そんなスターレット名称を冠して誕生したのが、今回の新型スターレット クロスです。

 このスターレット クロスは、他市場では「アーバンクルーザー タイザー」と呼ばれるスズキ「フロンクス」のOEM車。

 ボディサイズは、全長3995mm×全幅1765mm×1550mm、ホイールベース2520mm。と比較的コンパクト。同市場の中では最小のSUVです。

 エクステリアは、コンパクトなサイズ感ながら豪華なディテールが施された高級感あるデザイン。インテリアもクラスを超えた豪華な設えです。

 パワートレインは最高出力104馬力・最大トルク138Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジン。これに組み合わされるトランスミッションは、5速MTまたは4速ATです。

 ボディカラーは、ルーフをブラックとしたツートーンを含む全9種類を設定。内装は、ブラックとブラウンを基調とした高級感ある配色が設定されます。

 価格は29万9900ランド(約257万円)から、35万9300ランド(約308万円)までです。

※ ※ ※

 スターレットのSUVといえば、思い出すのは1998年に誕生した「スターレット リミックス」。コンパクトSUVがまだ珍しい時代に、当時140万6000円という価格で販売されていましたが、翌年1999年に姿を消しています。

 スターレットのSUV版的立ち位置のクルマが登場するのは、25年ぶりの出来事です。

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1件のコメント

  1. 高いね。
    後1割安ければ少しは売れるけど、これ選ぶならスイフトのが断然お得。
    完成度も上だわな。

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