マツダ新型「“超幅広”SUV」公開! トヨタ製「ハイブリッド」搭載で40%以上“燃費向上”!? 専用デザインもある「CX-50 H」加に登場

マツダのカナダ法人は2024年7月9日、「CX-50(シーエックス フィフティ)」の新たな2025年モデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。

マツダ新型「幅広SUV」公開! 中身は…トヨタ製?

 マツダのカナダ法人は2024年7月9日、ミドルSUV「CX-50(シーエックス フィフティ)」の2025年モデルを発表しました。

ハイブリッドはトヨタ製! 新型「CX-50」
ハイブリッドはトヨタ製! 新型「CX-50」

 CX-50は、アウトドアユースを主眼に置いて開発されたSUVです。2021年に世界初公開、2022年から北米と中国それぞれで生産・販売されています。

 位置づけとしては、日本でも販売されているSUV「CX-30」と同様“スモール商品群”に属します。しかし、ボディサイズは全長4720mm×全幅1920mm×全高1652mmと、かなり幅広なのが特徴です。

 “ラージ商品群”のSUV「CX-60」よりも幅広で、最低地上高についてもCX-60の175mmに対してCX-50は215mmを確保しており、オフロード走行にも対応します。

 今回発表された2025年モデルのトピックはハイブリッド車の新設定です。パワートレインは「トヨタハイブリッドシステム(THS)」に基づいて設計。

 2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンとモーター、電動4WDを組み合わせており、最高出力219hp・最大トルク221Nmを発生します。

 燃費は16.2km/L。従来から設定されている2.5リッターガソリン車(最高出力187hp・最大トルク252Nm、燃費11.2km/L)と比較して、40%以上向上しています。

 デザイン面では、ホイールやインテリアのトリムカラーなどでガソリン車との差別化が図られます。

 ガソリン車を含めた2025年モデルの新機能は、アマゾンのAIアシスタント機能「アレクサ」です。ハンズフリー機能が強化され、エアコンの温度調整やオーディオの選曲が音声でできるほか、スマートホームデバイスの操作も車内から行えるようになりました。そのほか、先進安全運転支援システムもアップデートされました。

 ガソリン車は8月にデリバリーが始まり、価格は3万9950カナダドル(約455万円)から。ハイブリッド車は2024年後半にデリバリーを予定しており、価格は4万2950カナダドル(約490万円)からとなります。

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