「ボンネットの閉め方」間違っていませんか?「丁寧なつもり」は逆に危険! クルマが壊れてしまう可能性も…
手で「押し込む」方法、なぜNG?
ボンネットの閉め方として、上から落とすのが正しいとのことですが、ではなぜ「ボンネットをギュッと押し込むようにして閉める方法」はNGなのでしょうか。
この方法について先出の整備士は、「ダンパーの付いていないボンネットの場合、その厚みや力の入れ具合にもよりますが、押した場所がへこんだり歪んだりする可能性があります」と語ります。
そして万が一ボンネットがゆがんでしまった場合、自分で元に戻すのは難しく、修理するしかありません。
修理費用も数万円と高額なため、ギュッと押し込むようにしてボンネットを閉めるのは避けた方が無難でしょう。
そのほか注意したいのは、ガソリンを入れる際に間違って「ボンネットオープナー」を引いてしまって、意図せずにボンネットを開けてしまったときです。
ボンネットオープナーを引くとボンネットは半開きの状態になります。フックに引っ掛かった状態ではあるものの、このまま半開きで走行するのは非常に危険。
何らかの原因でフックが外れると、ボンネットが開いて視界の妨げになるだけでなく、走行風で大きく開いてボンネットが破損したり、フロントガラスが割れる可能性があります。
そのため、この半開きの状態だとついついボンネットを押して閉めたくなりますが、このときも一度ボンネットを20cmほど持ち上げてから落として、しっかり閉めるようにしてください。
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オイル交換やウォッシャー液の補充など、クルマのメンテナンスを全てディーラーやカー用品店に任せている場合、ボンネットを開ける機会はほとんど無いかもしれません。
しかし、もしうっかりボンネットを開けてしまった際にも自分で正しい方法で閉じることができるように、今回紹介した内容を覚えておきましょう。
押してロックはダメ論で書いて居るが、車輛に依って設定が違うので一律落下ロックでは対応できない車両が有るので注意が必要だ。そもそも、ダンパが付いて居てそれが出来ない車種が有るのをご存じか?!まずは、当該車両の取説を確認すべきでは?