「ボンネットの閉め方」間違っていませんか?「丁寧なつもり」は逆に危険! クルマが壊れてしまう可能性も…
クルマの「ボンネット」には、正しい閉め方と誤った閉め方が存在するといいます。一体どういうことなのでしょうか。
ボンネット「押す」か「落とす」か
日常点検などで開けたクルマの「ボンネット」を閉める際、どのようにして閉めているでしょうか。
大切なクルマですので、バタンと落としたりせず、ギュッと押し付けるように閉めている人もいるかもしれません。
しかし実は、このように押して閉める方法はボンネットに悪影響を与える“NG行為”だといいます。
ボンネットの正しい閉め方について中古車販売店の整備士に聞いたところ、以下のアドバイスがありました。
「まず、ボンネットを閉まる位置(フックのある部分)から20cmくらいの高さまでゆっくりと下ろします。
そしてそこからぱっと手を離し、ボンネットを落としてください。
こうすることで正確にロックがかかり、ボンネットをスムーズ閉めることができます」
この閉め方は、高い位置で手を離すためバタンと音も鳴り、一見乱暴にも思えますが、実はこの方法が「最も適切な方法」とのことです。
ただし、あまりにも高い位置からボンネットを落とすのはNG。
強すぎる衝撃を与えると、ボンネットやロック機構にダメージが生じることがあるため、必ず20cmくらいの高さから手を離すようにしましょう。
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押してロックはダメ論で書いて居るが、車輛に依って設定が違うので一律落下ロックでは対応できない車両が有るので注意が必要だ。そもそも、ダンパが付いて居てそれが出来ない車種が有るのをご存じか?!まずは、当該車両の取説を確認すべきでは?