ポルシェ新型「911」に反響殺到!? 初「ハイブリッド」&“動く”エアロ採用で大幅パワーアップ! その進化に早速「買います!」の声も
2024年5月29日、ポルシェは新型「ポルシェ911(992.2)」を発表しました。911シリーズ初となるハイブリッド化に、多くの反響が集まっています。
初の「ハイブリッド化」にユーザーの声は?
2024年5月29日、ポルシェは、マイナーチェンジを施した新型「ポルシェ911(992.2型)」を発表しました。
スーパースポーツカーの代名詞となっている大人気の911シリーズから、歴代初となるハイブリッドモデルが誕生したことに、多くの反響が集まっています。
現行モデルとなる8代目(992型)は、2018年11月に発表されました。
先代(991型)より路面状況を問わず、安心かつ快適にスポーツカーの走りを楽しめるのを最大の特徴とし、汎用性を高めたモデルに進化。
そして2024年5月29日に後期モデル(通称“992.2型”)が発表され、エントリーモデルの「カレラ」と、パフォーマンスを高めた「カレラGTS(以下、GTS)」がお披露目となりました。
まずエクステリアでは、最新のポルシェデザインに従って刷新。
新デザインの4灯グラフィックを備えたマトリックスLEDヘッドライトが、911で初の標準装備となるほか、フロントバンパーのデザイン変更に伴いGTSには縦型のエアフラップが装備されました。
このエアフラップはラジエータ冷却の必要性に応じて、開閉するような仕組みだといいます。
またテールライトのデザイン変更とともに、リアバンパーの位置が高めに設定されたり、GTSではマフラーの位置がセンター寄りの配置になりました。
他にもオプションではスポーツデザインの専用フロントバンパーや、サイドシルパネル、固定式リアウイングが装備できるエアロキットが設定されています。
インテリアの大きな変更点としては、伝統的なアナログタコメーターに代わってフル液晶メーターが採用。
また鍵状のエンジンスタートを廃止し、一般的なスタートボタンとなりました。
パワートレインは、前期モデル(992.1型)でGTS専用となっていた、3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンをカレラに搭載。
最高出力394ps・最大トルク450Nmを発揮し、0-100km/hの加速タイムは4.1秒(スポーツクロノパッケージ仕様車は3.9秒)、最高速度は294km/hを誇ります。
対してGTSには、公道走行可能な911として初となる、「T-ハイブリッド」と名づけられたハイブリッドシステムを採用。
ただし、このハイブリッドシステムは電気のみでの走行はできず、あくまでエンジンのサポートとして機能するといいます。
そこに新開発の3.6リッター水平対向6気筒シングルターボエンジンが組み合わされ、システム最高出力は541ps・システム最大トルク610Nmを発揮し、0-100km/h加速は3.0秒、最高速度は312kmを誇るといいます。
これらのシステムに対して、トランスミッションは、両グレードとも8段PDKが組み合わされます。
モデルラインナップは、クーペ以外にオープンカーの「カブリオレ」も設定され、さらにGTSにはタルガトップを装備する「タルガ」や、4WDも選択可能となっています。
価格は(消費税込)は、カレラが1694万円から1943万円、GTSが2254万円から2615万円で、同年5月29日より予約受注が開始されるといいます。
歴史的な進化を遂げた新型911にネット上では、「カレラは純エンジンで残っていて嬉しい」「ハイブリッド化されてとても速くなってそう」「ハイブリッドのGTSに早く試乗してみたい」など、初のハイブリッド化に注目が集まっています。
中には、オンライン上で自分好みの仕様を作ることができるコンフィグレーターを楽しむ人や、「オーダーしました!」「初期ロットにエントリーしました」「買ったけどいつ届くかな」と、早々に購入したユーザーの報告も発見。
また「“ターボ”はいつ発表されるんだろう」「“GT2”や“GT3”も出るのかなあ」と、さらなるハイパフォーマンスモデルの登場を期待するコメントも。
一方で「アナログメーターがなくなって悲しい」「エンジンスタートがプッシュボタンになってしまった」など、象徴的だったギミックの消失を惜しむ声もみられました。
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