豪華すぎ! ドリフト走行が間近で見学できる埼玉自動車大学校のオープンキャンパスに行ってきた!
埼玉自動車大学校のオープンキャンパスで谷口信輝選手によるドリフト走行が行われました。
オープンキャンパスでまさかドリフトが見られるなんて!
埼玉自動車大学校(埼玉県伊奈町)は2024年5月26日、入学希望者を対象としたオープンキャンパスを開催しました。オープンキャンパスでは、「2024 AUTOBACS SUPER GT」のGT300クラスに参戦しているレーシングドライバー、谷口信輝選手も来校し、入学を検討している高校生や保護者にドリフト走行を披露。華麗なドライビングテクニックで来校者を魅了しました。
同校のオープンキャンパスで毎年恒例となっている谷口選手によるドリフト走行のパフォーマンス。ドリフトを披露するのはほんの一瞬ですが、クルマのセッティングやコースレイアウト、安全の確保などやることは盛りだくさんです。
パイロンを使ったコース作りが終わり、いざ本番を迎えて運転席に座りハンドルを握る谷口選手。さすがはレーシングドライバーです。まるでアイススケートショーを見ているかのような軽やかで流れるパフォーマンスに来場者もくぎ付けの様子でした。
最大の見どころはパイロンで作った小さな駐車スペースにドリフトしながら車を入れるという高難易度のテクニック。しかし谷口選手は自分の手足のようにクルマを動かし難なくクリアします。その後のインタビューでは「練習すれば誰でもできるようになりますよ。そんなに難しいテクニックは使ってないです」と話し、会場からは拍手喝采が起きていました。
見学が終わると、谷口選手のサインや写真撮影を求める参加者で長蛇の列ができ、谷口選手の人気の高さがうかがえました。
谷口選手が高校生や若者に伝えたいこととは?
谷口選手はくるまのニュースの取材に対し、これから同校への入学を検討する高校生や若者に向けて次のように話しました。
「クルマは楽しくて便利な乗り物です。手足のように動かせるようになるとより一層楽しい。一方で使い方を間違えてしまったり、軽んじたりすると、自分が痛い思いをするだけでなく、他人にも危害を与えてしまう存在です。自動車を整備する仕事を目指す若者に、人の命にもかかわる重要な仕事であることを伝えるのが僕の役目です」
この他、整備士に必要な知識やスキルなども熱心に語っていました。
なお、同校受付のエントランスでは、SUPER GT300クラスに出場していたGOODSMILE RACING & Team UKYOの「グッドスマイル 初音ミク SLS」がお出迎えしてくれました。実際に谷口選手が2015年に運転していたレーシングカーで、シリーズチャンピオンを獲得した翌年だけに許されるカーナンバー「0(ゼロ)」をつけた記念すべき1台です。
「SUPER GTで走っていた本物のクルマが置いてあるとは思わず、驚く人がたくさんいるんですよ。谷口選手のファンということがきっかけで本校を目指す高校生も多いんです」と同校広報の佐々木さんは話していました。
谷口選手は同校の特別講師も務めており、入学後は先生と学生の関係になれるのも魅力のひとつです。この日は近隣の高校生はもちろんのこと、東北地方からも高校生やその保護者が詰めかけ、若者のクルマ離れを感じさせない盛況ぶりを見せていました。
これが「ダズル迷彩」、
「カモフラ迷彩」じゃ無いよライター諸氏よ。